メモを書くために、
毎回 VS Code から別アプリへ移動するのが嫌だった。
でも普通の Markdown メモだけだと、
知識同士が分断されやすい。
そこで作ったのが「Tipsboard」です。
Tipsboard は、
VS Code の中で使える connected Markdown workspace です。
[Page Link]
Wikiリンクを書くと、
- backlinks
- related notes
- shared references
- two-hop links
などが自動でつながっていきます。
「整理してから書く」のではなく、
“雑に書いても、あとから知識がつながる”
ことを重視して作っています。
なぜ作ったのか
Obsidian の connected notes 的な体験はかなり好きでした。
でも使っているうちに、
「もっと気軽につながってほしい」
「書いている途中に関係性が見えてほしい」
という気持ちが強くなりました。
既存のノートアプリは、
- ノートを整理する
- graph view を見る
- あとから関連を探索する
方向に強いことが多いです。
一方で Tipsboard は、
「書いている途中に関係性が浮かぶ」
方向をかなり重視しています。
Wikiリンクと two-hop discovery
ノート同士は Wiki スタイルで接続できます。
[Page Link]
すると Tipsboard が自動で、
- outgoing links
- backlinks
- two-hop related notes
などを表示します。
特に two-hop links はかなり重要です。
A → B → C
のようにつながっている場合、
直接リンクしていなくても、
「このノート同士かなり関係ありそう」
という発見ができます。
知識管理って、
最初から綺麗に構造化するのはかなり難しいです。
でも Tipsboard は、
雑にメモしていくだけでも、
あとから知識のネットワークが自然に育つように設計しています。
Markdownを壊さない
Tipsboard が扱うのは普通の Markdown ファイルです。
なので、
- Git
- Dropbox
- Syncthing
- Cursor
- VSCodium
- 外部エディタ
などとも自然に共存できます。
ロックインを避けたかったので、
独自フォーマットにはしませんでした。
ファイル構造もかなり単純です。
pages/*.md
assets/images/*
assets/files/*
.tipsboard/kanban.json
Rich Markdown Editing
Tipsboard は Markdown エディタとしてもかなり強化しています。
対応しているもの:
- GitHub Flavored Markdown
- Mermaid
- tables
- KaTeX math rendering
- internal link autocomplete
- tags
- image embeds
- attachments
Markdown をただ書くだけじゃなく、
「知識ベースとして編集しやすい」
方向を意識しています。
Shift+ドラッグで添付
個人的にかなり気に入っている機能です。
Shift を押しながら画像やファイルをドロップすると、
- 画像 →
assets/images/ - その他 →
assets/files/
へ自動コピーされ、
Markdown がそのまま挿入されます。

[file](assets/files/...)
普通のドラッグでは反応しないので、
誤操作で Markdown が壊れないようにもしています。
画像はその場でプレビューできます。
Kanbanもある
Tipsboard には Kanban もあります。
状態は:
{
"path": ".tipsboard/kanban.json"
}
に保存されます。
ノート本文を汚さず、
プロジェクト管理を視覚的に整理できます。
VS Codeの中で知識を育てる
Tipsboard は、
「Markdown を保存する場所」
というより、
「知識同士をつなげて育てる場所」
として作っています。
開発メモ、
設計メモ、
研究ノート、
技術記事の下書き、
日報、
アイデア整理など、
VS Code の中で考える人とはかなり相性がいいと思います。
インストール
VS Code の Extensions から Tipsboard を検索してインストール。
その後 Command Palette で:
Tipsboard: Open
を実行すれば使えます。
最後に
まだまだ改善したい部分は多いですが、
「VS Code の中で自然に使える connected Markdown workspace」
としてはかなり理想に近づいてきました。
良ければ使ってみて感想を聞かせてください!






