Meteorとは
Webアプリケーション開発をとことんまで素早く,楽に行えるようにするためのさまざまな仕組みが盛り込まれている、フルスタックフレームワーク。
Node.jsをベースとしており,全てをJavaScriptで記述できます。
その他機能
- MongoDBが内蔵され、クライアント側からDB操作が可能
- WebSocketを使用しており、リアルタイム処理が可能
- ブラウザリロードしなくても、保存後、自動更新
- 自動的にMinifyしてくれ、CoffeeScriptやSassも自動変換してくれる(Gruntが内蔵してあるかのように動いてくれる)
- テンプレートエンジンもあり、コード管理がしやすい
- ホスティングも兼ねていて、サーバーを持っていなくてもすぐに世の中に公開できる!
インストール
curl https://install.meteor.com/ | sh
アプリ作成
- 任意のディレクトリに移動
- 以下コマンドを実行
meteor create hellow
以下の通り、html, css, jsのひな形が自動的に作成されます
- hello.html:通常のHTMLとは少し異なり,DOCTYPE宣言や
<html>
要素がなく,<template>
という要素が使用されている - hello.js:Meteorのフレームワークに則ったコードが出力されている
- hello.css:通常のCSSファイル
アプリ実行
アプリのディレクトリに移動
cd hellow
以下コマンドを実行
meteor
http://localhost:3000/
上記URLでブラウザでアクセス
デプロイ
meteor deploy my_app_name
URLは以下になります。
http://my_app_name.meteor.com
※全世界の人から上書きも可能w
※ID、PWもつけられる設定あり
コマンド
コマンド | 説明 |
---|---|
run | [デフォルト] プロジェクトをローカルの開発環境で実行 |
create | 新しいプロジェクトを作成 |
update | Meteorを最新バージョンにアップデート |
add | プロジェクトにパッケージを追加 |
remove | プロジェクトからパッケージを取り除く |
list | 利用可能なパッケージをリスト表示 |
bundle | プロジェクトをtarballに固める |
mongo | 特定のサイトのMongo DBに接続 |
deploy | Meteorにプロジェクトをデプロイ |
logs | 指定されたサイトのログを表示 |
reset | プロジェクトの状態をリセットし、ローカルのデータベースを削除 |
感想
数分で世の中リリースできる仕組みは感動。またおもしろい。
ただし、独自記法を覚える、学習コストがあり、途中断念してしまった。。
あと、エラーがおきたら、どう対処していいかまだ分からない。。
また依存度が非常に高いので、このページだけ使うかというのはできない。
導入は慎重に検討した方が良い。