女性エンジニア応援 Advent Calendar 2025の4日目です。
わたしは30歳でキャリアチェンジし、未経験からエンジニアになりました。現在8年目です。
未経験からエンジニアになったというと、「どうやってなったの?」「どうやって勉強したの?」「エンジニアとして働くってどんな感じ?」と聞かれることが多いので、これまでの経験を踏まえて書こうと思います。
1. エンジニアになるまで
アパレルからエンジニアへ
もともと大学でファッションデザインを学んでいました。その後アパレル企業で3年弱働いていましたが、服が好きだからアパレルに就職したのに、給料が少なくて服が買えないことに悩んでいました。
また、大学では服をデザインしたり、実際に服を作ったりという作る工程が楽しかったのに、実際の仕事は販売、商品や予算の管理など、作ることとは程遠い仕事でした。
この仕事を一生するのは無理だなぁと思い始めアパレルを退職します。かといってやりたい仕事もなく、とりあえず派遣で事務職を始めます。
派遣先でエンジニアと出会う
事務をしていた頃、同じ部署に別会社から出向していたエンジニアがいました。部署内の業務効率化のためExcelでツールを作ったり、業務の整理をしていました。
その方と仲良くなるにつれて、自分のキャリアを相談するようになりました。
- ものづくりが好きなこと
- 30歳目前だけど、やりたいことが見つからないこと
- ExcelやAccessで業務効率化するとスッキリする
こんな話をする中で、その方に「エンジニア向いてるんじゃない?うちの会社でエンジニアやる?」と提案されます。
ExcelのVBAを書くとかプログラミングっぽいことはしてるし、何よりお給料が良さそう!という理由でエンジニアに挑戦することになります。
転職としんどい日々
転職先はいわゆる SES(客先常駐)の会社で、Java案件が多い環境でした。まずはJavaを勉強するように1冊の本を渡され、自分のPCで手を動かしながら勉強しました。
で、これが何…?期
渡された本は本当に初歩の初歩だったため、1+1を計算してコンソールに表示したり、オブジェクト指向で簡単なゲームを作る内容でした。
正直、「で、これが何…?どうやって実務に活かすの…?」と思いながら進めていました。
何もわからない…コミュニケーションもうまくいかない…号泣期
一通り基礎の勉強が終わったら、OJTとして実際のプロジェクトにアサインされます。しかし、実際のプロジェクトは(当たり前ですが)、本を読んだくらいでは何も理解できません。
1つのタスクを進めようとすると、わからないことが芋づる式に10個出てくるような感覚でした。
また、それまでアパレルや広告業界で働いていたわたしが、エンジニア業界に飛び込んで一番びっくりしたのはコミュニケーションです。
(もちろん全員ではないですが)エンジニアは、わたしの人生の中で一番コミュニケーションが取りづらい人々でした。
先輩エンジニアは優しい人でしたが1を聞いても1しか返答してくれないタイプだったので、質問するたびに疲労が蓄積します。
職場も男性が多く、何となく疎外感を感じることもありました。プログラミングもわからず、仕事場でも孤独感があり、この時期は家に帰って泣くこともありました。
なんとか慣れた2年目
1年目はとにかく必死で目の前のことをこなしていました。2年目になると、なんとなく仕事や周りの環境にも慣れてきました。
2. どうやって勉強した?
最初の企業で1ヶ月研修ののち、すぐにOJTとして別会社に出向したので体系的な勉強はしてません。(これを話すとびっくりされることがあります。わたしもそう思います。本当はもっとちゃんと勉強してから仕事した方がいいです😭)
その中で勉強になったものを紹介します。
本、動画
分からないことだらけだったので手当たり次第に本を読んだり動画を見たりしました。
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Progate
- 最初はこれに本当にお世話になりました。無料なのも嬉しい
- Youtube
- これも手当たり次第に見てました。内容は間違ってるものもあるけど最初は気にしない
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Udemy
- 定期的にセールをやってるので、セールまで待って買いましょう(ケチ)
- 『リーダブルコード』 Dustin Boswell、Trevor Foucher 著、角 征典 訳
- 言わずと知れた名著。初心者でも読みやすい
- O'Reillyの本
- 安心と信頼のオライリー。初学者の時は難しいけど、がんばって読むとレベルが上がった感があります
- 年間4冊以上読むならサブスクが便利。ACM会員になるとお得です
- 詳細:O'Reillyの読み放題サブスクを契約した ($174/year)
勉強会
オフライン勉強会は気軽に参加できるし時間も拘束されないので気になったのは見てます。真剣にみる時もあるし、料理しながら、ご飯食べながら、掃除しながらなど、聞き流すことも多いです。
コミュニティ
オフラインコミュニティは、最近意識的に参加するようにしてます。緊張するけど参加してみると楽しいです✨せっかくなので女性むけのコミュニティを紹介します。
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Wake Career
- 転職サービスだけでなく、勉強会を開催したりコミュニティがあったり、非常にお世話になってます!
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CWBJ(Code Without Barriers Japan)
- Microsoft主催のAI推進プログラム
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sorubis
- 働く女性向けのコミュニティ。エンジニアだけでなく色々な職業の方がいて視野が広がります
3. エンジニアってどんな感じ?
男性が多い職場
ITエンジニアは圧倒的に男性が多いです。表立って差別されるということはなかったですが、やはり女性が少ない環境というのは女性の視点が入りづらく、おかしいなと感じることが発生しやすい気がします。
例えば、プロジェクトの飲み会で色々気をつかっていたら、
- なぜか自然に私がオーダーを取る係になり、周りの男性は自由に楽しむ中わたし一人だけ全く楽しめなかった
- 当たり前のように面前でタバコを吸われる
など。今まで同質的なコミュニティの中で何十年も仕事していたのだなぁ…と呆れたわたしは、二度とそのプロジェクトの飲み会には行きませんでした。笑
最近は女性も増えてきましたが、まだまだ男性の比率の方が多いです。
継続的な勉強が必要
エンジニアは新しい技術にキャッチアップしたり、自分で試してみたり、継続的な勉強が必要と言われます。
とはいえ、モチベーションが低い時期だったり、正直もう勉強したくないと思うこともあります。特にスーパーエンジニアのようなイケイケな人の中には、技術が大好きで勉強自体が趣味という人もたくさんいて、その人たちと比べるとわたしなんて…みたいなモードに入ります。
正直わたしはそこまで情熱はないし、仕事よりNetflixを見たりしてる方が好きなのですが、少しずつでも勉強は継続しています。
よくあるノマドワーカーみたいなのはできるのか?
一時期SNSなどで、パソコン一つでカフェや海外から仕事をする「ノマドワーカー」が流行してましたよね。ノマドワークができる仕事の一つとして「エンジニア」がよく上げられていました。
結論として、ノマドワークは"できる"と思います。わたしは会社に許可を取って海外から仕事したことが2回ほどあります。ただ、会社の形態や規定による部分もあるので絶対にできるとは言い切れません。が、比較的しやすい職業であるとは思います。
4. それでもエンジニアになってよかった
エンジニアになりたてのしんどかった日々、ITエンジニア界隈特有の環境など、ネガティブなことも書きました。が、それでもエンジニアを続けられたのはメリットがあったからです。
- 自分の書いたものが動くのが嬉しい。モノづくりが好きなのでシンプルに作業が楽しいと思えた
- リモートワークがしやすい。3年目はコロナ禍でしたが、かなり初期からリモートワークができた
- 転職の選択肢が多い。日々状況は変わりますが、それでも転職はしやすい気がします
- 現在の職場はIT業界では珍しく男女比が5:5です。環境が合わなと思った時に選択肢が多いのはメリットです
- 前職より収入が上がった。これが一番嬉しい!ちょっとハイブランドの服などが買えるようになりました👚
5. まとめ
あんまりまとまってないですが、未経験からエンジニアになった経緯、なってみてどうだったかをつらつら書きました。
どんな職業でもいい面、悪い面、楽しいこと、辛いことがあると思います。
もしエンジニアに興味があるという方は、まずは『Progate』などの無料で勉強できるサービスを使ってみることオススメします。プログラミング楽しいな、コツコツ勉強するの苦じゃないな、と思ったら向いているかもしれません。