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Google spreadsheetで文章の翻訳作業を楽にする

Last updated at Posted at 2018-09-19

大量の文章を翻訳する作業を楽にするシートを作りました

英語の契約書などを翻訳する時に便利なGoogle spreadsheetを作りましたので、共有したいと思います。

背景

英語の文章を翻訳する時、Google翻訳を使っている方も多いと思います。翻訳精度が上がってから翻訳結果をそのまま使えるケースも増えていますが、それでも人間が修正を加えなければならないことも多い。

また、長い文章をまるっと翻訳するのではなくてセンテンスごとに対訳を作って文章を整えていくという作業のやり方を進めていくことも多いと思います。先にあげた契約書などの場合、条、項単位で作業をする場合もありますよね。

そこで、原文を入力すると対訳を表示し、機械翻訳の結果を見ながら最終の訳文を作りやすいようなSpreadsheet"翻訳シート"を作成してみました。

なお、翻訳処理についてはこちらの記事の実装を参考にしています。
Google Spreadsheet の googletranslate 関数の代わりに LanguageApp を使うワークシート関数を作ってイケてる翻訳ができるようにする

使い方

  1. セルに関数を入力して使う。
    セル内でtranslate関数として使えます。
    "translate("翻訳する文章",元の言語,翻訳語の言語)"
    例)translate("This is a pen.", "en", "ja");
    言語は、ISO3166-1で規定されている国別コードの2文字を入力します。
  2. A列に翻訳したい文章を入れて翻訳結果をB列にいれる。
    A列に翻訳したい文章を入れ、メニューから「ツール」→「マクロ」「transelate_from_en_to_ja」を選択。
    B列に翻訳結果が自動的に入力されます、多数の文章を一括で翻訳する場合はこちらがおすすめです。
  3. 翻訳したい文章が入ったセルを選択して、翻訳結果を右隣のセルにいれる。

最後に

使い方の説明は、翻訳シートの中にも記載しています。

Google翻訳の精度が高くなったとはいえ、まだまだ人間が補正しなければならないことも多いので、B列の翻訳結果を見ながらC列に補正後の訳文を入力する想定でシートは作っています。

翻訳シートはこちらをクリックしてください

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