背景
USD/JPY を対象にした FX Bot を作るうえで、1つの売買ロジックだけに依存すると、相場環境が変わった瞬間に性能が崩れやすくなります。そこで今回は、複数戦略を同じ条件で比較し、得意な相場と苦手な相場を整理できる土台を作りました。
今回やったこと
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上のような複数戦略を同じ評価軸で比較できるようにし、どの戦略がどの相場で機能しやすいかをレポートできる形にしました。
ねらい
目的は「最強の1戦略」を決めることではありません。相場分類に応じて戦略を切り替えられるようにして、AI が以下を担当できる構成に近づけることです。
- 相場分類
- 戦略選択
- 停止判断
- 改善提案
設計で意識していること
収益性だけを見るのではなく、以下のような実運用リスクも同時に扱う前提で進めています。
- bid / ask
- spread
- slippage
- 手数料
- 未確定足
- look-ahead bias
- ログ
- 監査証跡
これにより、単なる自動売買スクリプトではなく、検証可能な運用基盤として育てやすくなります。
次のステップ
次は forward paper のデータを積み上げながら、時間足・相場環境・戦略選択の組み合わせを評価し、どの条件で安定しやすいかを見ていく予定です。
派手な一発を狙うよりも、止まれる仕組みと改善できるログを持つことを優先して進めています。