はじめに
gitで、ローカルに変更ごとにブランチを作成して実装していく中で、使わなくなったローカルのブランチを一気に削除するため、よく使うコマンドがあります。
それをメモのために記しておきます。
結論
結論からいうと、こちらのコマンドです。
今いるブランチ以外のローカルのブランチを削除してくれます。
git branch | xargs git branch -D
解説
一応順を追って、解説しておきます。
-
git branch
このコマンドは、リポジトリ内のすべてのローカルブランチのリストを表示します。 -
|
この記号は、パイプと呼ばれます。パイプは、一つのコマンドの出力を別のコマンドの入力として渡すために使用されます。この場合、git branch
の出力(ブランチ名のリスト)が次のコマンドxargs git branch -D
の入力として渡されます。 -
xargs
このコマンドは、標準入力から受け取ったデータを、引数として別のコマンドに渡すために使用されます。 -
git branch -D
このコマンドは、指定されたブランチを強制的に削除します。-D
オプションは、強制的に削除するためのオプションで、まだマージされていないコミットがあってもブランチを削除します。
-d
オプションでは、マージされていないコミットがある場合は削除を拒否しますが、-D
オプションでは、マージされていないコミットがあってもブランチが削除されます。
終わりに
何かの参考になれば幸いです。
参考記事