##概要
新規プロジェクトを作成するときのコマンドと手順をおさらいしましょう。
##新規プロジェクトの作成
2通りのコマンドがあります。
※ここではプロジェクト名をsrcとしています。
##バーションを指定せずに作成
laravel new src
##バージョンを指定して作成
composer create-project --prefer-dist laravel/laravel src "6.*"
##初期設定
###タイムゾーンの変更
'timezone' => 'UTC',
// UTCをAsia/Tokyoに変更
'timezone' => 'Asia/Tokyo',
###言語の変更
localとfallback_localの2箇所で設定がありますが、falllback_localは該当言語が見つからない場合の言語なので、enのままにしておきます。
また、resources\langにjaの設定が保存されているフォルダとja.jsonファイルが必要になります。
ja.jsonが他言語記述の略になるため、使用しない場合は不要です。
GitHubのLaravel-lang/langにソースがあります。
'local' => 'en',
// enをにja変更
'local' => 'ja',
##遷移先の変更
デフォルトの設定で書きますが、ここはコントローラーからの変更なので使い方次第にはなります。
###新規登録後の遷移先
RegisterController.phpから編集します。
protected $redirectTo = '/home';
###ログイン後の遷移先
loginController.phpから編集します。
protected $redirectTo = '/home';
##データベースの設定
初期設定がMysqlなので、Mysqlを使用する場合は.envファイルを変更するだけです。
以下の部分に該当する変更箇所を書き換えればOKです。
DB_CONNECTION=mysql
DB_HOST=127.0.0.1
DB_PORT=3306
DB_DATABASE=laravel
DB_USERNAME=root
DB_PASSWORD=
動作についてはmigrateコマンドでテーブルが作成されたかで確認します。
php artisan migrate
##フロントエンドパッケージとauth機能
bootstrap, vue.js, reactがインストールできます。
###パッケージをまとめてインストールする場合
bootstrapとvue.jsをまとめてインストールできる。
この時、バージョンの指定がないとエラーになる。
laravel6.xはlaravel/ulの1.xが対応しているらしい。
composer require laravel/ul "1.*"
###個別にインストールする場合
個別にインストールする場合は、引数に--authを指定することで、ログイン/ユーザー登録スカフォールド(auth関連ファイル)を生成します。
// ファイルを生成
php artisan ui bootstrap
php artisan ui vue
php artisan ui react
###auth関連のファイルを生成
インストールしたフロントエンドパッケージに合わせて生成します。
laravel/uiでインストールした場合はvueだけでOKです。
php artisan ui bootstrap --auth
php artisan ui vue --auth
php artisan ui react --auth
###npmのインストールと実行
フロントエンド開発に必須な依存パッケージです。
Nodeのダウンロードとインストールが必要です。
npm install && npm run dev
補足
npm run dev // 開発用にビルド
npm run watch // 常時ビルド
npm run prod // 本番用にビルド