microCMSでアマチュア卓球の大会の情報を一元的に見られるサイトをmicroCMSを活用して開発・運用しています。
運用をはじめて3年ほど経ちますが、MCPサーバの利用により大変だったデータ入力作業がほぼ自動化できたので、その顛末を紹介します。

https://tabletennis-kansai.kuredev.de/
背景:ことのはじまり
元々卓球が好きで、3ヶ月に1回ほどのペースでアマチュアの市民大会等に参加しています。大会は各自治体にある卓球協会が主に主催しており、大抵の場合は各協会のWebサイトに大会の要項がPDFで掲載されています。
したがって3ヶ月に1回程度自力で各Webサイトを巡回して参加できそうな大会が無いか探していくのですが、これがなかなか大変でした。
Webサイトを巡回してPDFをいちいち開くのも大変ですし、日程だけわかればよいのではなく、競技種別(シングルス・団体等)や参加資格(そこの市民限定かどうか等)を鑑みて判断するため、要項の中身もある程度確認していかねばなりません。
フェーズ1: microCMSでWebサイト作成
そこで、大会の情報を一元的に見られるサイトの開発・公開しました。
ユーザーはこのサイトを見ることで、Web巡回して各協会のページを回る必要がなくなり、PDFを一々開けなくても大会の概要は確認できるようになります。
自分自身もユーザーとしてこのサイトを利用して、3ヶ月に1度くらいのペースで大会の情報をチェックするようにしていました。
ただし、ユーザーとしては便利だったのですが、PDFのデータを手入力していたためにデータ入力が大変でした。
フェーズ2: 生成AIでPDFをCSVに変換
しばらく運用を続けていると生成AIが出てきました。microCMSはAPIによってデータの管理が出来るため、PDFのデータをデータ入力可能な形に変換できれば入力をかなりの程度省力化できます。
そこで、PDFを生成AIに読ませてCSVで出力させる運用をはじめました。これがうまくいき、データインポート用のスクリプトとの合せ技でデータ入力をある程度簡単にできるようになりました。
フェーズ3: microCMSのMCPサーバでデータ入力まで一気通貫で自動化!
そうこうしているうちに、microCMSがMCPサーバを出してくれました。
MCPサーバに生成AIクライアントをつなぎ、データインポートするように命令すればデータの挿入まで一気通貫できるのでは…と思い試してみました。
公式ドキュメントの案内の通り、ClaudeのクライアントにmicroCMSのMCPサーバを設定します。
PDFはこんな感じのフォーマットです。プログラムで扱うのは大変そうですよね。
ClaudeのクライアントにこのPDFを放り投げて、microCMSに保存するように命令すると…
インポートまで自動で行うことができました。
こんな感じで保存してくれます 🎉🎉🎉
microCMSのスキーマを読み取り、必要な情報をPDFから抽出・補完して最終的にデータ登録までしてくれます。
全体の流れは以下図のようなイメージになりました。
おわりに
microCMSを活用したサイトの運用、AIを活用したデータのメンテナンスについてご紹介しました。
本サイトは卓球の友人も大会情報のチェックに活用してくれているそうで、長い目で運用していきたいと思っているため、データ入力の手間が簡単になるのは非常に嬉しいことです。
今後運用を続けていく中で新たな改善点等出てくると思いますので、適宜またまとめていきたいと思います。
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