"--ancestry-path"
以下説明がイマイチ理解しづらかったので、コマンドで確認してみたメモ。
表示するコミットの範囲（例えば、「commit1..commit2」または「commit2 ^ commit1」）が指定されている場合、「commit1」と「commit2」の間の祖先チェーンに直接存在するコミット、つまり、「commit1」の子孫と「commit2」の祖先の両方であるコミットのみを表示します。
https://tracpath.com/docs/git-log/
下準備
- master ブランチから master1 / master2 ブランチを切って、また合流する
イメージ図
コマンド
# master ブランチで最初のコミット
% git init
% git commit --allow-empty -m "Initial Commit"
# master1ブランチを切ってコミットを作る
% git ch -b master1
% touch master1; git add . ; git commit -m "master1-1"
% touch master1-2; git add . ; git commit -m "master1-2"
# master ブランチに戻って master2 ブランチを切ってコミット
% git ch master
% git ch -b master1
% touch master2; git add . ; git commit -m "master2-1"
% touch master2-2; git add . ; git commit -m "master2-2"
# master ブランチに戻ってコミット
% git ch master
% touch master; git add . ; git commit -m "master"
# マージ
% git merge master1
% git merge master2
例1: 頭から最後まで指定
分岐したもの全てが条件に当てはまるので全て表示される
git log --oneline --ancestry-path A..H
例2: 分岐したところから最後まで指定
分岐したところから最後まで。異なる分岐の方のコミットは入らない。
git log --oneline --ancestry-path C..H
"--first-parent"
下準備は上記の引き続き。
master ブランチでコミットしたやつだけを表示。
master1 や master2 ブランチでコミットされたものは表示されない
master1 の場合。
