はじめに
案件で、初めて使う言語やフレームワークだったり、久しぶりなものを使う場合、案件前 1〜2 週間くらいで、知識を Install/Update する。その際、公式ドキュメントと YouTube, Udemy のどちらかに潜ることが多い。設計とかなら書籍を読むこともあるが、Handson な YouTube, Udemy のチュートリアルは、非常に分かりやすい。
今回は、これまで見てきた中で、楽しかった、主に初心者向けの動画コンテンツを紹介したい。全部英語だが、プログラミングの英語は、筋トレ英語くらい限られていて簡単だし、コードも見ながらなので全然分からないということは、きっとない。ついでに英語学習もできちゃう。1度で2度美味しい。
コンテンツの選び方
紹介の前に、教材、コンテンツの選び方は、後でリファレンス的に使えるようになっているものが良い。案件で機能を実装する際に、あぁあそこで似たようなことやったなと思い出せるようなもの。人は何でもかんでも覚えていられないので、結局のところ、知識の Index 作りができれば良い。と私は思う。
アプリやシステムを作り上げていく過程で、必要なスキルを学んでいけるのが良い。そういうのをうまくチュートリアルに組み込める人がいるんですよ、世の中には。
という訳で、発音の癖がすごくなく、教え方がうまく、題材が面白いものをオススメしていく。YouTube を見て、良いなと思ったら体系的にまとまったコンテンツに課金すれば良い。スクールに通ったり、本を買うことを考えれば、オンラインコンテンツは、いまのところメチャクチャ安い。
なお、活発な OSS の場合、どのバージョンかによってだいぶ違ったりするので、課金する前に、対象としているバージョンは必ず確認しよう。
(基礎)JavaScript: DevEd
JavaScript 入門, HTML+CSS 入門、React など。
実際に素の JavaScript(Vanilla JS)を書くことは滅多にないが、基礎大事。これ以上分かりやすい説明ないんじゃないの?と思うくらい分かりやすかったので、非常にオススメ。
なんか、一時期病んでる感があったけど、乗り切ったようで何よりです。
(応用)Next.js: Dave Gray
全部無料。中でも、Next.js のチュートリアルが充実しており、Next.js でみんながやりたいことは、だいたい揃っている。情報も早いし、分かりやすい。
たぶん、これまで一番お世話になった。
(基礎)SwiftUI: Kay Jay
YouTube はあんまりやる気がないらしく、Udemy に課金する前に、なんとなく雰囲気はつかめるかも程度に、1本動画を見てみよう。
Storyboard ではなく、SwiftUI で開発する場合、思いの外コンテンツを探すのが難しいが、この Udemy のコースには必要なものはすべて詰まってる。リファレンスに最適。説明が丁寧で分かりやすいのだが、何より題材が面白い。ジュラシック・パーク、ブレイキング・バッド、ポケモン、ハリー・ポッター。
(応用)SwiftUI: AppStuff
Tinder 作っちゃうの!?笑 スワイプってこうなってんのか。
MVVC な構成が整理されていて美しい。参考になる。まずは自分で Clone を試みて、これってどうやってんの?となってからやると良い。
Tinder, Instagram, Uber, AirBnB, TikTok… のクローンなどのコースがある。うける。現在 Black Friday セール中。急げ!
(番外編)Honeypot
Tech 系のインタビューなドキュメンタリー。Node.js, React.js, Vue.js, RoR, kubernetes...
喋る言語と同様、プログラミング言語やフレームワークをうまく操るには、背景にあるカルチャーを理解することがとても大事。あー、こういうの見たかったんよー!ってなった。(いまどき、エンジニアにはこんなエディティング力も求められるのか…とも思った)
英語に太刀打ちできなかった人は…
多読して出直すよろし。
英語の本を読むのが続かないという人は、Audible で聞きながら読むという方法をオススメする。耳も良くなるし、なんなら発音も良くなる。たぶん、アメリカ英語よりもイギリス英語(Received Pronunciation)の方が読みやすいし、聞き取りやすい。
英語ができることの一番のメリットは、莫大な量の優良コンテンツ・ドキュメントを参照できるようになることです。頑張りましょう。
みなさんのオススメあったら、是非、教えて下さい。