Apache
既に対応済みです。
Listen ディレクティブでの設定方法
Listen *:80
このように書けば問題ありませんが、特定のIPv6アドレスでリッスンしたい場合は以下のように書きます。
Listen [2001:db8::a00:20ff:fea7:ccea]:80
この括弧は、RFC3386で規定されています。
IPv6は今までと違い、セパレータに:
を使います。
この為ホスト名とIPアドレスを区別するためURIでは括弧をつけるように規定されています。
Nginx
既に対応済みです。
Listen ディレクティブでの設定方法
Apache の場合と殆ど変わりません。
ただし、リッスンアドレスを不特定にする場合、Apacheでは*
を利用しますがNginxでは[::]
を利用するので注意が必要です。
listen [::]:80;
listen [2001:db8::a00:20ff:fea7:ccea]:80;
またIPv4と併せて利用する場合、Apacheと違い両方書く必要があります。
listen 80;
listen [::]:80;
sshd
既に対応済みです。
ListenAddress ディレクティブでの設定方法
ListenAddress ::
この場合も、特定のIPv6アドレスでリッスンしたい場合は、以下のように書く必要があります。
ListenAddress [2001:db8::a00:20ff:fea7:ccea]
また、リッスンポートを変更する場合(例としてポート番号222の場合)は、以下のように書きます。
ListenAddress [2001:db8::a00:20ff:fea7:ccea]:222
IPv4と併せて利用する場合は、Nginxと同様に両方書く必要があります。
ListenAddress 0.0.0.0
ListenAddress ::