向井です。
こちらの記事は前回こちらの記事で書いたALM Accelerator for Makersを使えるようにする方法の追記です。
ALM Accelerator for Makersを使うには無償のGitHub組織プランを使う方法と有償のGitHub組織プランを使う方法の2つの方法があります。
こちらの記事では無償のプランを使う方法について書きます。
1. GitHubにリポジトリを作成する
こちらの記事の4.までの手順のあと、こちらのDocsの手順でキャンバスアプリからプロジェクトを作成します。承認後、GitHubにリポジトリが作成されます。
2. GitHubのリポジトリのシークレットを設定する
こちらのDocsをみると、
「 注意:これらの手順は、ALM Accelerator for Makers で作成されたすべてのプロジェクトで実行する必要があります。」
と書いてあります。
わかりにくい表現ですが、これはALM Accelerator for Makersを使って作成されたすべてのGitHubのリポジトリに対してシークレットの設定が必要だということのようです。
つまり、プロジェクトを作成するたびに設定が必要になります。
(実際の運用を考えるとなんとも不便なのですが、そこは有償版のGitHubを使えということなのでしょうか・・・)
設定の仕方は以下の通りです。
Name:DEV_ENVIRONMENT_SECRET
Value:Microsoftアカウントにサインインするときのパスワード
入力したら、Add secret
同様の手順で、
Name:TEST_ENVIRONMENT_SECRET、PROD_ENVIRONMENT_SECRET
Value:Microsoftアカウントにサインインするときのパスワード
も作成する。
これで設定は終了です。
設定したプロジェクトは、Deployボタンが機能するようになったはずです。