こんにちは。日本マイクロソフトの向井です。
こちらの記事では、Power Platform の新しい環境を作成し、環境にユーザーを追加し、セキュリティーロールを割り当てる方法をご紹介します。
Dynamics 365 CE を使用するための環境もこちらの手順で追加することができます。

0. 前提条件

環境に追加するユーザーに必要なライセンスが付与されていることを前提とします。
ライセンスの付与はMicrosoft 365 管理センターからおこなうことができます。

1. 環境の作成

Power Apps のホームページにアクセスします。
右上の歯車マークから、管理センターを選択し、Power Platform 管理センターにアクセスします。

左のメニューから環境を選択します。

左上の新規をクリックします。

環境の名前、地域、種類を設定します。
この環境でDataverse を使用する場合は、「この環境にデータベースを作成しますか？」をはいにします。
次へをクリックします。

言語、通貨を選択します。
Dynamics 365 を有効にする場合は、「はい」を選択し、追加するアプリにチェックを付けます。
今回はSales Enterpriseにチェックを付けました。
保存をクリックします。

しばらく待つと、新しい環境が作成されます。
状態がReadyになれば、新しい環境を使用することができます。

ユーザーを追加したい環境を開きます。

ユーザーのすべて表示を選択します。

左上のユーザーの追加をクリックします。

右に表示されたボックスに、ユーザーのメールアドレスを入力すると、ユーザーの候補が表示されるので選択します。
追加を選択します。

ユーザーに割り当てたいセキュリティーロールにチェックを入れます。
今回は、この環境内の管理の権限を与えたいので、システム管理者の権限を付与しています。
保存をクリックします。

これでユーザーを環境に追加し、セキュリティーロールを付与することができました。