Hyper-V版とはなんぞや?という人はHyper-VでサクサクAndroidエミュレータを使おうを見てみてください。
困ったこと
時刻によって表示が変わる系のアプリを開発していた時に、Hyper-V版エミュレータ上で時刻をいじってテストしようとしたのですが、時刻を取得するという処理のタイミングでなぜか元通りに戻ってしまいます。
上の日付と時刻の自動設定をOFFにするとこの画面ではいじることができるのですが、
アプリ側でCalendar
クラスを使って時刻を取得しようとすると元に戻ってしまいます。
時刻の同期を止める方法
原因はHyper-V側にありました。Microsoft Visual Studio Emulator for Androidが作成するエミュレータは、ゲストOSの時刻を自動的に同期してくれるような設定になっているようです。
なのでその設定をOFFにすれば戻ることがなくなります。
- Hyper-Vマネージャーを開きます。
一覧の中にAndroidエミュレータがありますので、それを右クリック->設定に進みます。
- 統合サービスの中に時刻の同期があるので、このチェックを外してOKを押します。
これでエミュレータの時刻を好きな時間に調整することができます。