Javaではif (flag == true)というコードを書いてはいけない を読んで、言語によってはこれが有用なケースもあるよというのを紹介します。
kotlinやswiftでスマホアプリを作っていると、nullになる可能性があるBooleanがしばしば登場します。
この場合、上の記事のように書くためには事前にnullでないことを証明する必要があります。
kotlin
val b: Boolean? = true
if (b != null) {
if (b) {
...
}
}
swift
let b: Bool? = true
if let notNullB = b {
if notNullB {
...
}
}
このBooleanをただの条件分岐として使うだけの用途の場合は、trueかそれ以外という形にするとすっきりと書けます。
kotlin
val b: Boolean? = true
if (b == true) {
// bがtrueの時だけ実行される
}
swift
let b: Bool? = true
if b == true {
// bがtrueの時だけ実行される
}
この場合、elseになる条件はbがnullまたはfalseとなります。