はじめに
Google ColaboratoryでMeCabを動かす。ポイントとしては、ライブラリーのインストール先をGoogleドライブ上のフォルダに指定することで、ランタイムを更新する度に新たにインストールする手間を省けるようにした。
Googleドライブのマウント
from google.colab import drive
drive.mount('/content/drive')
ドライブ上にライブラリをインストール
任意のフォルダを指定してGoogleドライブ上にインストール。
ここでは、mecab-python3
とipadic
をインストールしている。
!pip install --target /content/drive/MyDrive/Colab\ Notebooks/site-packages/mecab mecab-python3 ipadic
ドライブからインポート
準備
package_path_str = '/content/drive/MyDrive/Colab Notebooks/site-packages/mecab'
import sys
sys.path.append(package_path_str)
インポート自体は通常と同じコード。
import MeCab
これでドライブ上からインポートできる。
形態素解析の実装
tagger = MeCab.Tagger('-d /content/drive/MyDrive/Colab\ Notebooks/packages/mecab/ipadic/dicdir')
text = 'メカブ(和布蕪)は、ワカメの付着器の上にある、葉状部の中で厚く折り重なってひだ状になった部分である。'
print(tagger.parse(text))