動機
OBSでPC画面をキャプチャしてYouTube向けに録画している。
録画中に特定の画面で動きが止まる現象が頻発していた。
これを防ぐために、動画の解像度やフレームレートを見直して、PCやOBSの処理負荷を下げてみる。
前提知識① 解像度
画面が何ピクセルで表示されているかを示す。
例えば、3420 x 2160だと、横が3420pxで縦が2160px。
YouTubeでは、この縦のピクセル数を元に、X pというという表示をしている。
もし3000 x 2160pxの動画を上げた場合は、YouTube解像度の最大は2K。
YouTube側で 2000 x 1440pxにダウンサイズされた上で、隙間には黒帯が入る。
前提知識② フレームレート
1秒間に動画が何枚の静止画像(フレーム)で構成されているか を表す。
もし、ここに含まれていないFPSの動画をアップロードした場合、フレームの間引きや補間により最も近いFPSへ調整される。
OBS の設定の変更
これが現在の設定。
この Base (Canvas) Resolution とは、OBSアプリ内に反映される解像度であり、現状の3420 x 2214は、自分が画面共有している「Macの画面 - ヘッダ」サイズに一致しているものという認識である。
今までにアップロードしたYouTube動画を見る限り、2K (2560 x 1440)で満足なクオリティであることがわかったので、2660x1722 に変更した。
memo
2660x1722 という数字は、以下により求めた。
- 3420 x 2214 = w: h
- 2560 <= w
- 1440 <= h
Find min integers (w, h)
また、FPSに関してはゲーム動画でもないので、30程度で十分と考えた。
また、Canvas Resolution = Output Resolution にすることにより、スケーリングにかかるCPU負荷をなくした。
期待される効果
動画サイズは、概算で0.3倍になる。内訳は以下。
- Resolution: (2660 x 1722) / (3420 x 2214) = 0.605倍
- FPS: 30 / 60 = 0.5倍
これにより、問題が解決されることを期待している。
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