はじめに
AIを使えば個人開発が簡単にできる時代。
自分もコードはほとんど書けないけど、AIを使ってアプリを作って収益を得たい。そんな軽い気持ちで始めた個人開発でしたが、現実はそんなに甘くなかった。
この記事は、これから個人開発を始めようと思っている方への「先に知っておいてほしいこと」です。
結論から言うと、アプリを作ること自体はそこまで難しくない。本当に難しいのは「売る」ことでした。
ぶつかった壁:作れても売る場所がない
最初は自分の興味がある分野でアプリを作ってみました。AIを使えば、思ったより簡単に動くものができる。
でも、作った後に気づいたんです。
「これ、どこで売るの?」
日本市場の厳しさ
海外に比べて、日本は個人開発のアプリを販売できるプラットフォームが圧倒的に少ない。
考えた選択肢と、諦めた理由:
| 選択肢 | 諦めた理由 |
|---|---|
| 個人ブログ / LP | SEOで大手に勝てない。上位表示まで時間かかりすぎ |
| スマホアプリ | Android も iPhone も飽和状態。大量リリースして当たればラッキーの世界 |
| SaaS | 販売プラットフォームが日本にほぼない |
| SNSで拡散 | フォロワー0人。今から増やす気力もない |
正直、英語ができれば選択肢はもっと広がったと思う。でも自分は英語が話せるわけでもない。
良いものを作れば売れる、は幻想
痛感したのは「良いものを作れば売れる」なんて嘘だということ。
良いものを作っても、見つけてもらえなければ絶対に売れない。
ここで何度もAIに相談して、新天地を探してさまよいました。
たどり着いた答え:Chrome拡張機能
色々リサーチした結果、たどり着いたのがChrome拡張機能でした。
Chrome拡張を選んだ理由
| メリット | 詳細 |
|---|---|
| 機能がシンプル | AIでも十分作れる規模感 |
| プラットフォームが強い | Chrome Web Store。Google先生の認知度は最強 |
| 決済が簡単 | ExtensionPayで数行のコード追加だけ |
| ニッチでも戦える | 大手が参入しづらい小さな領域がある |
実際に作ったもの(6つ)
| 拡張機能 | 概要 | 収益モデル | 状態 |
|---|---|---|---|
| YouTube Shorts Killer | Shortsを非表示 | 無料 | 公開済み |
| X Detox | Xのノイズを消す | $9買切 | 公開済み |
| PromptStash | プロンプト管理 | フリーミアム | 公開済み |
| DataPick | ノーコードスクレイピング | $29買切 | 開発完了 |
| 楽天セラーズ・アナリティクス | せどり分析 | ¥1,980/月 | 審査中 |
| Arbitra | 価格比較 | 有料予定 | 開発中 |
簡易的なものなら1時間で1個作れるペースでした。
これから個人開発を始める人へ
最初に「どこで売るか」を考える
収益目的なら、これが一番大事。
作っても売れる場所がなければ、収益には絶対に繋がらない。自分はここで何週間も無駄にした。
「作れる」と「売れる」は全く別のスキル
AIのおかげで「作る」のハードルは劇的に下がった。
でも「売る」のハードルは下がっていない。むしろ、作れる人が増えた分、競争は激しくなっている。
間口をもっと広げたいが、まだ良い案がない。SaaSを作っても日本だと販売プラットフォームがほとんどないのが悩み。
まとめ
- AIで「作る」は簡単になった
- でも「売る」は相変わらず難しい
- 最初に売り場を決めてから作るべき
- Chrome拡張は個人開発の良い選択肢
正直、まだ収益は出ていない。でも仕組みは整ってきた。
この記事が、これから個人開発を始める人の参考になれば嬉しいです。