はじめに
プログラミング未経験からWebエンジニアを目指す方にとって、「何から学べばいいのか」は大きな悩みです。私も最初は右も左も分からない状態でしたが、Udemyの「The Web Developer Bootcamp」を完走し、実際にアプリをデプロイできるようになりました。
この記事では、このコースで学んだ内容と、未経験者が実務レベルのスキルを身につけるまでの道のりを紹介します。またこのコースで学んだことをQiitaにアウトプットし続けた結果、Qiitaの週間ユーザーランキング1位をいただくことができました。そのお話もできたらと想っています。
▼1位になった時の様子

Web Developer Bootcampとは
「The Web Developer Bootcamp」は、Colt Steele氏が提供する包括的なWeb開発コースです。HTML/CSSの基礎から始まり、JavaScript、Node.js、データベース、デプロイまで、Web開発に必要な技術を体系的に学べます。Udemyに日本語訳された講座があり、私はそれで受講しました。
コースの特徴
- 総学習時間: 約60時間以上の動画コンテンツ
- 対象者: プログラミング未経験者〜初級者
- 言語: 英語(字幕あり)
- 実践重視: 手を動かしながら学ぶスタイル
Udemy受講前の私のスキル
本職がデータサイエンティストなのでPythonに見識はあるが、Web開発は全くの未経験。HTMLもよく分かっていないレベルでした。
Udemy受講後の私のスキル
HTML,CSS,JavaScript,Node.js,React,DB,アプリデプロイ...など
Webエンジニアとして基本的なスキルを取得し、自分でアプリケーションを作るときに何をすればよいのかわかるようになりました。
これから実際にアプリケーションも作っていこうとワクワクしています。

コースの全体像
このコースは12のセクションで構成されており、段階的にスキルアップできる設計になっています。
学習内容の全体マップ
各セクションの詳細
セクション 1-2: 開発の基礎
最初のステップでは、Web開発の土台となるHTMLを学びます。
セクション 3-4: デザイン実装
CSSとBootstrapを使って、見た目を整える技術を習得します。
セクション 5-6: 動的な機能の実装
JavaScriptを学び、Webページに動きをつけられるようになります。
セクション 7-9: サーバーサイド開発
バックエンドの技術を学び、データベースと連携したアプリを作ります。
セクション 10-11: プロダクション対応
実務で必要なセキュリティとデプロイの知識を習得します。
- 認証と認可の実装
- SQL インジェクション、XSS 対策
- クラウドサービスへのデプロイ
- 本番環境の設定
セクション 12: 最終プロジェクト
学んだ知識を統合して、実際のアプリケーションを完成させます。
このコースで身についた3つのこと
1. エンジニアとしての思考習慣
このコースの最大の価値は、単に知識を得るだけでなく、エンジニアとしての考え方のクセが身につくことです。数え切れない考え方のクセを取得することができましたが、一例を挙げさせてもらいます。

画面と実装の差分を考える習慣
フロントエンド開発では、実現したい画面と現在の状態の差分を常に意識するようになりました。「この差分を埋めるためには、どのようなCSSを当てればよいのか」という思考プロセスが自然と身につきます。
暗記ではなく概念の理解が重要であること
細かい文法や仕様は覚えきれませんが、「こんなことができる」という概念は頭に入れておきます。詳細な仕様はドキュメントを読めばいいのです。
例えば、フレームワークやライブラリについては以下のように学習します。
- よく使う機能の仕様は理解する
- 全体像と概念を把握する
- 実装時にドキュメントで詳細を確認する
仕様から理解するアプローチ
コードを読んで理解するのではなく、仕様を読んで理解するという姿勢が重要です。コードは仕様を表現したものに過ぎないため、元の仕様を理解することで、コードの意図が明確になります。
講師のコードを見ながら学習することで、「このコードはどんなときに使うのか」という実践的な視点も養われます。
小さな不便を許容しない改善マインド
開発中に感じた小さな不便はすぐに解消します。例えば、VSCodeで毎回手動保存しているなら、自動保存の設定を探して有効にします。このような細かい改善の積み重ねが、開発効率を大きく向上させます。
エラーハンドリングの重要性
Try-Catchは単なるエラー対策だけでなく、堅牢なコードを書くための手法だと理解できました。デバッグ以外にも様々な用途で活用できます。
2. 実務で使える実践的なスキル
フルスタック開発の一貫した流れ
HTMLでマークアップし、CSSでスタイリングし、JavaScriptで動的な機能を追加する。さらにNode.jsとExpressでサーバーを構築し、MongoDBでデータを管理する。この一連の流れを実際に手を動かしながら学べます。
データベースがない環境での開発
実務では、開発初期段階でデータベースが用意されていないこともあります。そんなときは、JSON形式でデータを保存したり、配列にappendすることで代替できることを学びました。
セキュリティ意識の基礎
SQLインジェクションやXSS攻撃への対策など、セキュリティの基礎知識も身につきます。認証と認可の実装も実際に手を動かして学べるため、理解が深まります。
実際にデプロイする経験
学習の最後には、作成したアプリケーションを実際にクラウドサービスにデプロイします。これにより、「自分でWebアプリを公開できる」という自信につながります。
3. アウトプット力の向上
学んだことをQiitaで記事化
このコースで学んだ内容を整理し、Qiitaで技術記事として発信しました。アウトプットすることで、理解が曖昧だった部分が明確になり、学習の定着度が大幅に向上しました。
技術記事がトレンド1位を獲得
実際に作成した記事が、Qiitaのトレンド1位を獲得しました。これは、このコースで学んだ内容が実践的で需要があることの証明でもあります。

アウトプットを通じて、以下のスキルも同時に向上しました。
- 技術的な内容を分かりやすく説明する力
- 自分の学びを体系的に整理する力
- エンジニアコミュニティとつながる力
デメリット: 覚悟が必要な学習ボリューム
このコースには大きなデメリットが1つあります。それは、学習ボリュームが非常に大きいことです。
時間とモチベーションの管理が必要
- 総学習時間は60時間以上
- 実際に手を動かす時間を含めると100時間以上
- 数ヶ月単位での継続が必要
継続するための工夫
長期戦になるため、以下のような工夫が必要です。
- 小さな目標を設定する: 1日1レクチャーなど、達成可能な目標を立てる
- 集中力が低いときこそUdemyを活用: 受動的に学習できるので、疲れているときにも進められる
- 学んだことをすぐにアウトプット: ブログやSNSで発信することでモチベーションを維持
- コミュニティを活用: 同じコースを受講している人と情報交換する
まとめ
Web Developer Bootcampは、未経験からWeb開発の全体像を掴むのに最適なコースです。ただし、完走するには相応の時間と努力が必要になります。
このコースをおすすめする人
- プログラミング未経験からWebエンジニアを目指す人
- フロントエンドとバックエンドの両方を学びたい人
- 実際にアプリをデプロイする経験を積みたい人
- 体系的に学習したい人
学習を成功させるためのアドバイス
- 完璧を目指さない: 最初から全てを理解しようとせず、概念を掴むことを優先する
- 手を動かす: 動画を見るだけでなく、必ず自分でコードを書く
- アウトプットする: 学んだことを記事やSNSで発信し、理解を深める
- 継続を最優先: 1日の学習量を減らしてでも、毎日触れることが大切
次のステップ
このコースを完走した後は、以下のようなステップに進むことをおすすめします。
- オリジナルのWebアプリケーションを作成する
- GitHubでポートフォリオを充実させる
- より専門的なフレームワーク(React、Vue.js など)を学ぶ
- 実際の開発案件に挑戦する
プログラミング学習は長い道のりですが、このコースは確実にあなたをエンジニアへの第一歩に導いてくれます。私自身、このコースがきっかけでQiita記事がトレンド1位になるなど、予想以上の成果を得ることができました。いつもは技術書で学んでいる方もたまにはUdemyの講座を買ってみると面白いと思います!
あなたもぜひ、この学習の旅を始めてみてください。




