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「オンボーディングが早い」と言われるためにやっていること

Last updated at Posted at 2026-01-31

はじめに

転職や異動のたびに「立ち上がりが早いですね」と言われることが多いので、自分がやっていることを言語化してみました。

はじめに

オンボーディングの速さは、エンジニアとしての評価に直結します。早く戦力になれれば、チームからの信頼も得やすく、その後の仕事がスムーズになります。

私が意識しているのは 「情報」「人」「組織」「自分」 の4つの軸です。順番に解説していきます。

1. 情報収集の仕組みを作る

ドキュメントは全部AIに食わせる

自分が困ったときに聞ける仕組みを最初に作ります。私は専用のGitHubリポジトリを作成し、社内ドキュメントをまとめてClaude(またはCursor)から参照できるようにしています。

ディレクトリ構成の例
onboarding-docs/
├── architecture/     # システム設計書
├── api-specs/        # API仕様書
├── runbooks/         # 運用手順書
└── meeting-notes/    # 議事録

「あのドキュメントどこだっけ?」と探す時間がゼロになります。AIに聞けば一発です。

GoogleドライブやSlackの過去ログは全部読む

地味ですが効果絶大です。特にSlackの過去ログには、ドキュメント化されていない暗黙知が大量に眠っています。

  • なぜこの設計になったのか
  • 過去にどんな障害があったのか
  • 誰がどの領域に詳しいのか

これらの情報は、公式ドキュメントには載っていません。

現行システムの全体像を構造で把握する

最初の1週間で、システム全体の構造を頭に入れます。細部は後回しでOK。

image.png

自分で図を描いてみて、先輩に「この理解で合ってますか?」と確認するのがおすすめです。


2. 人との関係を築く

質問する(されないと相手も困る)

質問しない新人は、周りから見ると「何を考えているかわからない」存在です。質問することで:

  • 自分の理解度を示せる
  • 相手に「教える機会」を提供できる
  • コミュニケーションのきっかけになる

AIやGoogleが知らない社内知識とかは人に聞かないとINPUTできません

「誰に聞けばいいか」のマップを作る

最初の2週間で、以下のようなマップを頭の中に作ります。

分野 キーパーソン
インフラ・デプロイ Aさん
ドメイン知識(業務ロジック) Bさん
フロントエンド Cさん
過去の経緯・歴史 Dさん

これがあると、問題解決のスピードが段違いです。

どんなベテランでも最初の1ヶ月は助けてもらう

変なプライドは捨てましょう。経験10年のベテランでも、新しい環境では新人です。

「助けてもらう」ことを前提に動くと、周囲も協力しやすくなります。


3. 組織を理解する

業務の流れ(仕事の進め方)を把握する

技術だけでなく、仕事の進め方も理解します。

  • PRのレビューフローはどうなっているか
  • デプロイの頻度とタイミング
  • 会議体の種類と目的
  • 誰が何を承認するのか

これを把握していないと、技術的に正しくても「進め方が違う」と指摘されます。

マネージャーの見ている世界を見る

マネージャーが何を気にしているかを理解すると、自分の動き方が変わります。

  • 今期のチーム目標は何か
  • どんな課題を抱えているか
  • 上層部から何を求められているか

1on1があれば、これらを直接聞いてみるのも手です。

組織が変えたいと思っている課題を把握する

「ここが困っている」「ここを改善したい」というポイントを早めに把握しておくと、自分が貢献できる場所が見えてきます。


4. 自分の立ち位置を見つける

社内で足りていない部分を探る

チームをよく観察すると、「誰もやりたがらない仕事」や「手が回っていない領域」が見えてきます。
image.png

どの分野で活躍できそうか見極める

自分の強みと、チームのニーズが重なる部分を探します。

最初の1ヶ月は観察期間。2ヶ月目から「ここなら自分が貢献できそう」という領域で成果を出しにいきます。


おわりに

オンボーディングは「受け身で教わる期間」ではなく、 「能動的に情報を取りにいく期間」 です。

最初の1ヶ月の動き方で、その後の半年〜1年の働きやすさが決まります。ぜひ参考にしてみてください。

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