はじめに
Autonomous Databaseにはグラフデータを分析、可視化可能なGarph Studioが含まれています。本記事では、Garph Studioを用いてグラフデータをAutonomous Databaseに投入し、可視化を行うまでのプロセスを備忘録として整理しました。
投入するグラフデータ
今回投入するグラフデータには以下のデータセットを使用しました。
こちらのデータには、日本百名山の情報がグラフ形式で登録されています。データの冒頭部分は、以下のようになっています。
@prefix rdf: <http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#> .
@prefix rdfs: <http://www.w3.org/2000/01/rdf-schema#> .
@prefix cc: <http://creativecommons.org/ns#> .
@prefix xsd: <http://www.w3.org/2001/XMLSchema#> .
@prefix owl: <http://www.w3.org/2002/07/owl#> .
@prefix dbpedia: <http://ja.dbpedia.org/page/> .
@prefix geonames: <https://geonames.jp/resource/> .
@prefix iclt: <https://imilite.org/> .
@prefix local: <https://linkingopendata.com/local/> .
@prefix mtplan: <http://www-toralab.ics.nitech.ac.jp/mtplan.owl#> .
<http://linkdata.org/resource/rdf1s4006i#Mountains_100_001>
<http://www.w3.org/2000/01/rdf-schema#label> "Mountains_100_001"@ja ;
mtplan:山名 "利尻岳"@ja ;
iclt:カナ表記 "リシリダケ"@ja ;
iclt:測地高度 "1721"^^xsd:int ;
mtplan:山域 "利尻島"@ja ;
iclt:都道府県 "北海道"@ja, geonames:北海道 ;
local:指定 "日本百名山"@ja, dbpedia:日本百名山, "日本二百名山"@ja, dbpedia:日本二百名山, "日本三百名山"@ja, dbpedia:日本三百名山 ;
iclt:備考 "利尻礼文サロベツ国立公園"@ja .
グラフデータの投入
Garph Studioでは、データ投入のためのジョブを作成可能です。このジョブを利用すると、プロファイルを用いてObject Storageにアクセスし、Object Storage上にあるグラフデータをAutonomous Databaseに投入可能です。
Garph Studioは、Autonomous Databaseの詳細画面にある「データベース・アクション」から「すべてのデータベース・アクションの表示」を選択し、左下にある「Graph Studio」を選択することでアクセスできます。
Garph Studioにアクセス後、画面左側でグラフを選択し、「グラフの作成」を押下することでジョブの作成が実行可能です。

次に、投入するデータのURIを指定します。このURIは、Object Stoarge上の対象データの「オブジェクト詳細の表示」から確認可能です。
Autonomous DatabaseがObject StorageにアクセスするためのプロファイルとObject Storageのグラフデータは事前に用意しておきました。

最後に作成するグラフの名称を入力し、「作成」を押下するとデータの投入が開始されます。

Data Studioのホーム画面から「ジョブ」を選択すると、先ほど実行したジョブのステータスが確認できます。本画面のようになっていると、グラフの作成が完了しています。

Data Studioのホーム画面左側でグラフを選択すると、先ほど作成したグラフがリストに表示されます。リストを選択してみると、画面下部に登録したデータが行形式で表示されます。

さらに、問合せプレイグラウンドから問い合わせを行うと、データの関係性が可視化されます。

最後に
Autonomous DatabaseのGraph Studioを用いることで、GUI操作により容易にグラフデータを投入、可視化が可能です。例えばグラフRAGを試す際にこの機能を用いることで、容易に検証が行えると考えられます。

