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OpenAMでIAM Identity CenterでのSAMLによるSSO

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OpenAMでのIAM Identity Center でのSSO

できるようになること

組織構成のAWSアカウントの認証を、外部Idプロバイダー(OpenAM)により一元管理し、複数AWSアカウントを扱いやすくする

結論

問題なく動作します。
SCIMでの自動プロビジョニングは試せていません。

SAML連携設定手順

  1. IAM Identity Centerを有効化します

  2. [設定]を選び、[アクション]-[アイデンティティソースの変更]を選択します。

001.png

  1. [外部IDプロバイダー]を選択します

002.png

  1. [メタデータファイルのダウンロード]を選択し、AWS側のメタデータをダウンロードします

003.png

  1. OpenAMの管理者画面にログインし、[リモートサービスプロバイダを登録]から4.のメタデータを登録します。
    • NameIDを送付する際は、[ urn:oasis:names:tc:SAML:1.1:nameid-format:emailAddress ]でメールアドレス形式のNameIDを送付する必要があります

004.png

  1. 以下のURLにアクセスし、OpenAM側のIdPメタデータを取得します

    • https:///saml2/jsp/exportmetadata.jsp?realm=<該当のレルム>
  2. [アイデンティティプロバイダーのメタデータ]の[IdP SAML メタデータ]の[ファイルを選択]を選択し、6.のメタデータをアップロードします

005.png

  1. [次へ]を選択し、設定を作成します。

  2. 設定変更の確認ダイアログが表示されるので、[アイデンティティソースの変更]を選択します。

    • 既存設定が消えるといった旨の内容が表示されます。

ユーザーのプロビジョニング

  1. [ユーザーを追加]を選択し、SAMLでの認証元に対応するユーザーを作成します

101.png

  • [ユーザー名]の欄は、前述の「 urn:oasis:names:tc:SAML:1.1:nameid-format:emailAddress 」で送付するメールアドレスの値で作成します。
  • その他のフィールドは適宜入力します。
  1. [ユーザーをグループに追加]では、適宜グループに追加を行います。不要な場合は [次へ] で問題ありません。

  2. 作成したユーザーをAWSアカウントに割り当てます。[AWS アカウント]を選択し、割り当てたいAWSアカウントを選択し、[ユーザーまたはグループを割り当て]を選択します。

102.png

  1. 割り当てるアカウントを選択します。デフォルトでは[グループ]がフォーカスされているので、先ほど作成したユーザーに割り当てる場合は[ユーザー]を選択し、1.で作ったユーザーをチェックし、[次へ]を選択します。

  2. 権限の割当をおこないます。実際の運用にあわせて適宜設定すべきですが、今回は[AdministratorAccess]で設定し、[次へ]を選択します。

  3. 設定内容の確認が表示されるので、内容に問題がないことを確認し、[送信]を選択します。

動作確認

SAML連携設定と、アカウントのプロビジョニングが終わったら、動作確認を行います。

  1. IAM Identity Center の [設定]を開き、[アイデンティティソース]の欄を確認します。

  2. [AWS アクセスポータルの URL] があるので、記載のURLを表示します

  3. OpenAMに転送されるため、認証を行います。

  4. 以下のようなポータルが表示されれば成功です。

301.png

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