📝 はじめに
Claude Code を使っていると、
「え、こんな便利なコマンドあったの?」
と思う機能がいくつもあります。
この記事では、なかなか気づかないけど、意外と便利なClaudeCodeの便利コマンドをわかりやすく紹介します!
📌 この記事で紹介するコマンド
claude --continueclaude --resume/resume-
/rewind(チェックポイントからやり直し) -
/review(PRレビュー) -
/context(現在の記憶状況を確認) -
/compact(会話を圧縮し重要文脈を再構成)
💻 便利コマンド(CLI)
CLIで使えるコマンドを2つ紹介します!
claude --continue
直前の会話から再開
- 最後に行った Claude の対話をそのまま続けられる
- 新しいターミナルでも、前の会話の続きに戻れる
📝 使用例
# ターミナルを開いて昨日の続きから会話したい
claude --continue
claude --resume
指定した会話を復元して再開
- 過去の対話ログから「この会話に戻りたい」というポイントを選んで再開できる
📝 使用例
# 2日前に実装相談してた会話に戻りたい
claude --resume
⚡ スラッシュコマンド
ClaudeCodeのチャット内で使用できるコマンドを5つ紹介します!
/resume
claude --resumeと同じように、特定の会話に戻ることができます!
📝 使用例
# ClaudeCodeのチャット内で
/resume
/rewind
チェックポイントから会話・コードを巻き戻す!
Claude Code は内部的にチェックポイントを保存しており、
そこへ 会話や生成状態を巻き戻すことができます。
📝 使用例
# ClaudeCodeのチャット内で
/rewind
チェックポイントを選択した後に、巻き戻す項目が表示されます
巻き戻しの方法として
- 会話と編集したコードをどちらもチェックポイントまで巻き戻す
- 会話のみをチェックポイントまで巻き戻す
- コードのみをチェックポイントまで巻き戻す
の3つがあります。
(下記では会話しかしていないのでコードを巻き戻す選択肢が出ていません。)

/review
GitHub PR を自動でレビューしてくれる
指定したPRに対してClaudeがレビューを行ってくれます!
- 差分の要約
- 気になる点の指摘
- リファクタ案
- セキュリティ観点や改善アイデア
- 修正案の提示
一次レビューを任せるには十分な内容です
📝 使用例
# PR番号を指定する
/review 123
# PRのURLを渡す
/review https://github.com/your-org/your-repo/pull/123
/context
Claude が現在覚えている情報を一覧表示
セッションが長くなるとClaudeが会話やルールを忘れがちになることがあります。
そんな時は/contextでClaudeが保持しているコンテキストを表示することができます!
📝 使用例
/context

(どのモデルでどのくらいの内容を保持しているのかをグラフィカルに表示してくれます)
/compact
会話を圧縮して重要な文脈だけに再構成
会話が長くなるほどモデルの回答が発散したり、ルールを守らなくなってしまいます。
/compact を使うことで 重要な文脈だけ抽出し、会話ログをスリム化 できます。
さらに、「どの文脈を優先するか」 を指定できる点がとても便利です!
📝 使用例
# リファクタリングに関する文脈を集中させたい
/compact focus:リファクタリング
# 文章で指示を出すことも可能
/compact 発見した課題についての情報を保持してください
🏁 まとめ
隠れた便利コマンドを使うだけで、Claude Code はぐっと使いやすくなります!
まだ使ったことのないコマンドがあれば、ぜひ試してみてください!
📚 参考資料

