はじめに
からくり Advent Calendar 2019 12日目を担当します。
二児の父親でからくりでは執行役員兼モバイルソリューション事業部部長を務めています。
現在週1~3日程度はリモートワークをしており、その経緯や現在の取り組み方について紹介します。
自己紹介
- 31歳猫好き
- 栃木県宇都宮市出身
- iOS/Android/サーバーサイドエンジニア(現在は主にiOS)
- 2013年12月 結婚
- 2014年6月 からくり入社
- 2015年4月 グループリーダー
- 2016年4月 開発部部長
- 2016年6月 猫を銀座の譲渡会で譲り受ける
- 2017年7月 娘誕生
- 2019年1月 リモートワーク開始
- 2019年7月 息子誕生
- 2019年10月 執行役員/事業部部長
家族構成
- 妻:小学校の同級生/元看護師/2人目が生まれてから専業主婦
- 娘:2歳/活発/YouTube大好き
- 息子:0歳/甘えん坊/寝返りできるようになった
- 猫:3歳/自由/キジトラ
リモートワークになった経緯
まず、弊社ではリモートワークは基本認められていません。
東京に住んでいる頃は、娘が9ヶ月の頃から保育園に預けて共働きで生活をしていました。
ただ、私が朝から夜遅くまで仕事をしていることが多く、平日は子育てをほとんど妻に任せてしまっている状態でした。
そんな状況が続いたせいで、娘が1歳を過ぎた頃から妻が育児ノイローゼになってしまい、家庭が崩壊しかけました。
妻に育児を任せっきりにしてしまったことを反省し、仕事と家庭のバランスを見直すことでなんとか家庭が元に戻りましたが、2人目を授かったことをきっかけに、もう東京で仕事と子育てを両立するのは難しいと思うようになりました。
そして、弊社代表と何度も話し合いを重ね、私と妻の地元である栃木県に戻りリモートワークをすることを特別に認めていただきました。
リモートワークを行う上でのマイルール
- 必ず着替える(寝巻きで作業しない)
- 仕事部屋に余計なものは置かない
- 子供達から目を離すとまずい状況以外は仕事部屋で作業する
最近主に使用しているツール
-
Slack
- 基本で使用しているコミュニケーションツール
- メッセージ/通話/ファイル送付
-
Whereby
- 無料で使えるWeb会議ツール(元Appear.in)
- Slackを使っていないクライアントとの打ち合わせやさっと通話したいときに使用
- 地方に住んでいる方の採用面接にも使用
- 無料だと4人までしか同時に接続できない
-
GitHub
- ソースコード管理
-
Backlog
- タスク管理
-
G Suite
- メール、カレンダー、スプレッドシート、スライド、ドキュメント
-
Xcode
- iOSアプリ実装
- 今はPMメインだがまだ実装をすることもある
-
SouceTree
- Gitの差分確認
-
iTerm
- ターミナルアプリ
- Gitはコマンドで操作したい派
- 複数のプロジェクトを管理しているため画面を縦分割、横分割して利用
-
board
- 売上、見積書、発注書、請求書管理
メリット
- 周りを気にせず集中して作業ができるので、何かを考えたりコードを書く作業が捗る
- 私の場合かなりの暑がりで特に冬場の暖房が苦手なので、一人で使っている仕事部屋は温度調節がしやすい(とりわけ今の時期でもほぼ暖房をつけることはない)
- 東京に住んでいた頃は平日は家に帰ってきからは疲れて仕事も家事もできないことが多かったが、リモートワークの場合は子供を寝かしつけてから仕事や家事ができるようになった
- 家族との時間が大幅に増えて子供の成長を日々感じることができるようになった
- 私と妻は地元が同じため、両方の両親が近くに住んでおり、私がいない(東京に行く)時にすぐ援助を受けられるようになった
- 田舎なので空気、水、ご飯が美味しい
デメリット
- オンライン会議の場合、相手の感情や会議の雰囲気を読みづらく、発言に躊躇するときがある
- ネットワークの調子が悪い時に音が途切れたりスクリーンシェアができなかったりする
- 会社のメンバーが私に確認したいことをすぐ確認できないまたは躊躇してしまう場合がある
- 私の住んでいる地域ではバスで電子マネーが使えない
- ご飯が美味しく、車社会で動くことが減ったため体重が増加した
まとめ
現在は完全リモートワークの会社が増えてきていると思いますし、リモートワークでできるということはとてもありがたいことだと思います。
ただ、弊社の場合は今はみんなで会社を成長させていこう、という時期なので、完全にリモートワークというのは難しいと考えています。
特例でリモートワークを認めていただいている会社にも、私が仕事中子供の面倒を見てくれている妻にも感謝し、これからも時々リモートワークで仕事と子育てを両立していけたらと思います。