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勝手にAWS教室 6時間目:EFS・FSx・Storage Gateway・AWS Backup

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Last updated at Posted at 2026-04-26

勝手にAWS教室 6時間目:EFS・FSx・Storage Gateway・AWS Backup

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情報が古い場合があります。間違っている箇所がありましたらご教授いただけると幸いです。

AWSのストレージといえばS3の回で学んだS3や、EC2の回で出てきたEBSがありましたね。

「え、それ以外にもストレージあるの?」と思われると思いますが、結構あります。

今回はEBS・S3以外のストレージサービスをまとめて紹介します。1つ1つは軽めなので、「こういうサービスがあるんだな」くらいで大丈夫です。

先にまとめ

  • EFS:複数のEC2で同時に使える共有フォルダ
  • FSx:WindowsやHPC向けの専用ファイルサーバー
  • Storage Gateway:会社の中のサーバーとAWSをつなぐ橋
  • AWS Backup:バックアップを全自動で一元管理

EBS・S3だけじゃ足りないの?

EC2の回でEBS(外付け倉庫)を学びましたが、EBSは1つのEC2にしか接続できないという制約がありました。

「じゃあ複数のサーバーでデータを共有したいときはどうするの?」という疑問に答えるのが、これから紹介するサービスたちです。

1. EFS = みんなで使える共有フォルダ

Amazon EFS(Elastic File System) は、複数のEC2インスタンスから同時にアクセスできる共有ファイルシステムです。

EBSが「自分専用のUSBメモリ」だとすると、EFSは「オフィスにある共有フォルダ」です。チームの誰でもファイルを読み書きできます。

会社の共有ドライブを想像してください。営業部のAさんが資料をアップロードして、企画部のBさんがそれを開いて編集する。EFSはこれをEC2同士でやれるようにしたものです。

CleanShot 2026-04-26 at 11.14.07@2x.png

EBSとEFSの違い

項目 EBS EFS
接続 1つのEC2のみ 複数のEC2から同時に
比喩 自分専用のUSBメモリ オフィスの共有フォルダ
容量 最初にサイズを決める 使った分だけ自動拡張
用途 データベース・OS領域 ログ共有・コンテンツ管理

EFSの嬉しいポイントは容量を事前に決めなくていいこと。ファイルを入れれば勝手に増えるし、消せば勝手に減ります。「あ、容量足りない!拡張しなきゃ!」がないのは地味に助かります。

2. FSx = 専門家向けの高性能ファイルサーバー

Amazon FSx は、特定の用途に特化したマネージドファイルシステムです。

EFSが「汎用の共有フォルダ」なら、FSxは「専門家向けの特注品」です。

種類 比喩 用途
FSx for Windows Windowsユーザー専用の共有フォルダ WindowsサーバーのSMB共有・Active Directory連携
FSx for Lustre スーパーコンピューター用の超高速ストレージ HPC(高性能コンピューティング)・機械学習

FSx for Windowsは「Windows環境で今まで使っていた社内ファイルサーバーを、そのままAWSに持ってきたもの」と思ってもらえればOKです。Windowsの機能(Active Directoryなど)とそのまま連携できるのが強みです。

正直、FSxは初心者のうちは「こういうのがあるんだな」程度で大丈夫です。実務で必要になったときに深掘りしましょう。

3. Storage Gateway = 会社とAWSをつなぐ橋

AWS Storage Gateway は、会社の中にあるサーバー(オンプレミス)からAWSのストレージ(S3など)をシームレスに使えるようにするサービスです。

「クラウドに全部移行したいけど、いきなりは無理...」という企業は多いです。そんなときに、既存のオンプレ環境とAWSをつなぐ橋渡しをしてくれるのがStorage Gatewayです。

引越しの途中で、旧居と新居の両方に荷物がある状態を想像してください。Storage Gatewayは、旧居(オンプレ)から新居(AWS)の収納に直接荷物を出し入れできる「連絡通路」のようなものです。

CleanShot 2026-04-26 at 11.27.01@2x.png

完全にクラウドに移行するまでの「つなぎ」として活躍します。

4. AWS Backup = バックアップの全自動マネージャー

AWS Backup は、EC2・RDS・EFS・DynamoDBなど複数サービスのバックアップを一元管理するサービスです。

サービスごとに個別にバックアップを設定するのは大変ですよね。AWS Backupを使えば、バックアップポリシーを1つ設定するだけで、複数サービスのバックアップを自動でスケジュール実行・保管・復元できます。

家中の家電の電源を1つのリモコンでまとめてON/OFFできるスマートリモコンのようなものです。個別にポチポチやる必要がなくなります。

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「毎日深夜3時にバックアップを取って、30日分保管する」みたいな設定を一箇所でできるのは楽ですね。

まとめ

サービス 比喩 特徴
EBS 自分専用のUSBメモリ 1つのEC2専用ブロックストレージ
EFS オフィスの共有フォルダ 複数EC2から同時アクセス・自動拡張
S3 タンス オブジェクトストレージ・耐久性99.999999999%
FSx 専門家向け特注ファイルサーバー Windows/HPC用の高性能FS
Storage Gateway 旧居と新居の連絡通路 オンプレとAWSのハイブリッド環境
AWS Backup スマートリモコン 複数サービスのバックアップ一元管理

最後に

AWSのストレージは種類が多くて混乱しますが、ポイントは「何を保存したいか」と「誰がアクセスするか」です。

ざっくり覚えておくなら:

  • 1台のEC2だけで使う → EBS
  • 複数のEC2で共有したい → EFS
  • ファイル以外も何でも保存 → S3
  • Windows環境をそのまま使いたい → FSx
  • オンプレとクラウドを両方使いたい → Storage Gateway

とりあえずストレージについて聞かれたら「USBメモリと共有フォルダとタンスのことですね!」と言ってみてください。これで伝わる人がいればそれはきっと元教員をしていたエンジニアです。

現在までに投稿してきた「勝手にAWS教室」はこちらにまとめてあります。
興味がある方はご覧ください。

参考

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