作ったもの
仕事中のちょっとした文字・データ整形を、ブラウザだけで処理できる小さなWebツール集を作りました。
- しごと道具箱
https://shigototools.com/
電話番号、郵便番号、名簿、文章、リスト、表データなど、日常業務で出てくる小さな整形作業を、1ページ1機能で使えるようにしています。
ツール一覧はこちらです。
- テキスト整形ツール一覧
https://shigototools.com/tools/text
たとえば、以下のような処理ができます。
- 電話番号にハイフンを入れる
- 郵便番号にハイフンを入れる
- 空行を削除する
- 重複行を削除する
- 箇条書き記号を削除する
- 表の1列目だけを抜き出す
- 敬称を付ける
- 敬称を削除する
- メールアドレスやURLを抽出する
なぜ作ったか
大きな業務改善ツールというより、日常業務でたまに発生する「少しだけ面倒な整形作業」を減らしたかったためです。
たとえば次のような作業です。
- Excelの表から一部だけ取り出したい
- 箇条書きの先頭に付いた記号を消したい
- 空行や重複行を整理したい
- 電話番号や郵便番号の表記をそろえたい
- 名前に敬称を付けたい
- 文章からメールアドレスやURLだけ抜き出したい
どれも1回だけなら手作業でできますが、何度もやると地味に面倒です。
Excel関数や正規表現で処理することもできますが、毎回それを考えるのは少し手間です。
そこで、よくある小さな作業を切り出して、貼り付けてすぐ結果が出る形にしました。
使い方の例
たとえば、電話番号にハイフンを入れるツールでは、以下のような入力を整形できます。
09012345678
03 1234 5678
0120123456
変換後は、見やすい電話番号表記になります。
090-1234-5678
03-1234-5678
0120-123-456
ページはこちらです。
設計で意識したこと
1. 1ページ1機能にする
最初は複数の機能を1画面にまとめることも考えましたが、使う側から見ると、目的別にページが分かれていた方が分かりやすいです。
「表の1列目だけ抜き出す」と「箇条書きの記号を消す」は、どちらも文字列整形ですが、使う場面はかなり違います。
そのため、機能ごとにURLを分けました。
2. 入力してすぐ結果が出るようにする
この手のツールは、説明を長く読ませるよりも、貼り付けたらすぐ結果が出る方が重要です。
できるだけ操作数を減らし、入力後すぐに結果を確認できるようにしています。
3. サンプル入力を用意する
初見だと「何を入れればいいのか」が分かりにくいので、各ツールにサンプル入力を用意しています。
自分で動作確認するときにも便利でした。
4. 技術用語より作業名を優先する
利用者が探しているのは、技術的な処理名ではなく「やりたい作業」です。
そのため、ツール名はできるだけ以下のような表現にしています。
- 電話番号にハイフンを入れる
- 箇条書きの記号を消す
- 空行を削除する
- 重複行を削除する
- 表の1列目だけ抜き出す
内部的な処理の名前より、実際の作業名に寄せることを意識しました。
公開してみて対応したこと
Webツールは、作って公開しただけではなかなか見つけてもらえません。
公開後に、最低限以下のような対応をしました。
- 独自ドメインの設定
- サイトマップの用意
- 検索エンジン向けの基本設定
- 各ページの説明文の整理
- トップページから各ツールへの導線整理
現在のサイトマップはこちらです。
検索エンジン側でも、トップページや一部の個別ツールページが認識され始めています。
ただし、検索に登録されたからといって、すぐに多くの人に使われるわけではありません。
今後は、実際の利用状況を見ながら、使われているページを少しずつ改善していく予定です。
作ってみて感じたこと
小さなWebツールでも、作って公開すると意外と論点が多いです。
たとえば、次のようなことを考える必要がありました。
- 何を1機能として切り出すか
- 初見で使い方が分かるか
- 入力例があった方がよいか
- 結果をコピーしやすいか
- ページごとに利用場面が伝わるか
- 検索エンジンに正しく認識されるか
- 公開後にどう改善していくか
特に、単に機能を置くだけではなく、「どんな場面で使うのか」が伝わることが重要だと感じました。
今後やりたいこと
今後は、機能をむやみに増やすよりも、既存ページの分かりやすさと使いやすさを改善していく予定です。
具体的には、以下のような点を見直していきます。
- 初見でも使い方が分かるか
- 入力例が十分か
- 変換前後が分かりやすいか
- 関連する作業に移動しやすいか
- 実際に使われているページはどれか
小さなツールでも、使われるものと使われないものは分かれてくると思うので、少しずつ見直していきます。
まとめ
仕事中の小さな文字・データ整形をすぐ片付けるために、小さなWebツール集を作りました。
- しごと道具箱
https://shigototools.com/
まだ作り始めたばかりですが、日常業務の中にある小さな手作業を、少しずつ減らせるものにしていきたいです。
個人開発の検証題材としても、ちょうどよいサイズでした。