おことわり
早見表
解説
フレッツ光ネクスト/クロスとTransix・Xpass・v6コネクト(DS-Lite/IPIP)の場合は下記サイトを御覧ください。
v6プラス(MAP-E)のつなぎ方
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計算ツールにWANインターフェイスのIPv6アドレスを貼り付け、計算ボタンを押します。
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画像のように結果が表示されたら、Luciよりインターフェースを作成し、下記のとおりに設定します。
(下記画像ではブート時に起動
にチェックが入っていませんが、チェックを入れないと起動時に自動接続できません。また、EAビット長、PSIDビット長、PSIDオフセットも実際の出力に合わせて変更してください。)
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保存して適用を行い、IPv4通信が出来るようになっていることを確認して下さい
2024年8月6日現在、公式パッケージのMAP-EではNTT系のMAP-EはICMPが返ってこない事象が発生します。
こちらに従ってmap.sh
を書き換えるか置き換える事でICMPを処理出来るようになります。
よく分からない場合は下記のワンライナーをご利用下さい。
cd /lib/netifd/proto && wget https://github.com/fakemanhk/openwrt-jp-ipoe/raw/main/map.sh.new && chmod 755 map.sh.new && mv map.sh.new map.sh && service network restart
v6プラス(IPIP/固定IP)のつなぎ方
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luci-proto-ipv6
パッケージをluciで検索し、インストールします現時点では
luci-proto-ipv6
を入れてもluci上でIPIP6プロトコルが選択に出てきません。
代替となるIPIP6パッケージの導入についてはこちらの記事をご覧ください。
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プロバイダから送られてきた接続情報を確認します
下記のようなメールや書面が送られてきていると思います。
ここで重要なのは- 払い出された固定IPアドレス
- IPv4アドレス
- IPv6プレフィックス
- 不明な場合はDHCPv6で広報されるPD(Prefix Delegation)
- 通常は/56が広報される
- 不明な場合はDHCPv6で広報されるPD(Prefix Delegation)
- インターフェイスID
- IPv6サフィックスとも呼ばれます
- BRアドレス
- IPv6アドレス
- 払い出された固定IPアドレス
の4つです。
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情報を元にインターフェイスを作成していきます
ローカルIPv4アドレスにCIDR
/32
の入力は不要です。
wan4(IPIP6デバイス)の設定内容
一般設定
ローカルIPv6アドレスを空白にすると通信ができない原因となります
詳細設定
トンネルリンクはIPv6通信を行うwan6インターフェイスを選択してください
wan4側のIPv6割当ヒントは必ず0にしてください
lan/wan4両方空白にするとlan側が自動的に0、wan4側が1に繰り上がり、IPv6プレフィックスが不一致の為通信できなくなります。
ファイアウォール
wan6(DHCPv6デバイス)の設定内容
一般設定
詳細設定
必ずIPv6割り当て長を無効
に設定してください
ファイアウォール
保存して適用を行い、IPv4通信が出来るようになっていることを確認して下さい。