目的
本記事の目的は iOS でアプリのように TweetDeck を使えるようにすることです。
詳細は以下の記事を参照ください。
iPad で TweetDeck をネイティブアプリのように使う
元記事のコメントにもあるように iPad OS 13.1.2(以降?)では Safari から「ホーム画面に追加」するだけで OK です。
それ以前の OS で Safari から「ホーム画面に追加」するだけでは、開く度にログインが必要でとても使う気になりません。
Safari の Cookie を編集してログイン状態が継続されるようにする必要があります。
元記事では Mac からデバッグする方法が紹介されていますので、本記事では Windows からデバッグする方法を紹介します。
手順
RemoteDebug iOS WebKit Adapter の準備
Getting Started に従って準備する。Step 3 以降は以下を参照。
iTunes、Chrome の準備
- Windows PC で iTunes、Chrome をインストール。
- Chrome で
chrome://inspect/#devices
を開く。 - Devices -> Discover network targets にチェックが入っていることを確認する -> Configure... ->
localhost:9000
を追加。
設定手順
iPad の設定で Web インスペクタ を ON にする。
設定アプリ -> Safari -> 詳細 -> Web インスペクタ ONiPad の Safari で TweetDeck を開いてログイン。
-
Windows PC の Powershell で下記を実行。
remotedebug_ios_webkit_adapter --port=9000
Windows PC と iPad を接続し、iPad のロックを解除。
iPad、iTunes で Windows PC を信頼。
Chrome で
chrome://inspect/#devices
を再度開く。Remote Target 下に TweetDeck が表示されるのでそれを inspect。
後は元記事の「Cookie の取得」以降と同じです。開いた DevTools 画面の Application タブから Cookies にアクセスできます。