インフラ周りを勉強した際に,知ったこと(今回は記憶領域について)を簡単にまとめてみた。
メインメモリ
- CPUが何かしらの処理をする上で,一時的に使用する記憶領域。
- CPUを仕事をする人に例えるなら,メモリは仕事机みたいなもの。
ストレージ
- 長期的にデータを保存するためのものの総称。
- HDD,SSD,USBは,ストレージの一種。
- CPUを仕事をする人,メモリを仕事机とするなら,ストレージは引き出し。
キャッシュメモリ
- メモリより,高速に動く記憶領域。
- キャッシュメモリは,CPU内部にあり,メモリよりもCPUコアに近い位置にいるため高速。
- メインメモリは,CPU内部のメモリコントローラーを挟むため,レイテンシーが高い。
- メモリより,保持できる情報が少ない。
- キャッシュメモリの領域を大きくしようとすれば,「メモリなんていらない!」と思ってしまうが,そもそも物理的に大きな領域を持つキャッシュメモリを作れない。
レジスタ
- CPUが求める結果の途中で出した計算結果を,一時的に保持しておく記憶領域。
- 1+2+3を計算する。この計算の途中で,1+2=3とし,3+3を計算する。この1+2=3という計算結果を一時的に覚えておく場所。
- 次の処理をするものの場所を覚えておくもの。
- 処理A,処理Bがあって,処理Aをしている間に,「次は処理Bをしなきゃ!」って思う時がある。この処理Bをするためのものの場所を覚えておくこともできる。