はじめに
こんにちは。ディップ株式会社の吉本胡葉です。
本記事はディップ株式会社のアドベントカレンダー7日目の記事です。
今回は入社して8ヶ月の自分の経験したことについて振り返ろうと思います。
入社するまでを振り返って
私は、高等専門学校(高専)の本科を卒業して、ディップ株式会社に入社しました。
学生時代は、ソフトウェアとハードウェアの両方の技術を体系的に学びました。応用数学、信号処理、データベース基礎といった幅広い科目を履修し、情報制御システム創造演習や卒業研究を通じて実践力を磨きました。
技術に興味を持ったきっかけは、軽い気持ちで入った部活動でした。そこでWeb開発に触れ、自分の書いたコードがすぐに形になる面白さを知りました。さらに、より人々の生活に密接に携わるサービスづくりをしたいという思いから、個人でAndroidアプリケーションの開発の勉強を始めました。
高専で培った技術的な土台と、モバイル開発で得たユーザー視点を活かし、世の中の課題を技術で解決できるエンジニアになりたいという思いから、ユーザーファーストを掲げるディップへの入社を決めました。
1年間の業務
4-6月の業務
| 研修 | 期間 |
|---|---|
| 導入研修 | 1週間 |
| 専門職研修 | 2週間 |
| エンジニア研修 | 2ヶ月 |
ディップでは入社してすぐに導入研修が始まります。導入研修では、ディップの存在意義や価値観、社会人の基礎、人生設計やマネープランなどを学びました。
導入研修を終えたあとは専門職の研修に移ります。専門職の研修ではディップのサービスへの理解や業務で使用するツールの理解などを深めました。その後のエンジニア研修では、エンジニア業務で使用する技術の理解を深めたあと、新卒エンジニアでチーム開発を行いました。新卒エンジニア研修はDevRelの岩城さんが新卒研修についての記事を書いてくださいましたのでこちらをご覧ください。
7月-の業務
7月からは開発チームにアサインされ、本格的に開発業務を行っています。私は現在、KMPプロジェクトにアサインし、主にAndroidタスクを担当しています。
高専時代、ハッカソンやインターン、入社してからの研修でのチーム開発も経験していましたが、実際のプロダクト開発におけるスクラムは、デイリースクラムやレトロスペクティブといったイベントを通じて、短いサイクルで改善を回し続ける難しさがあります。
業務の中でタスクの見積もりや開発におけるコミュニケーションの透明性が重要であることを痛感し、日々チームメンバーと協力しながら開発を進めています。
学生時代とのギャップ
AI活用について
学生時代を振り返ると、AIツールを活用して開発タスクを進めるという経験はほとんどありませんでした。ディップでは会社全体でAI活用が推進されています。私の所属チームでは主にClaude Codeを用いてコーディングを行っています。Claude Codeの他にも用途に合わせてDevinやGemini、Cursorを使用しています。
そして、10月にAWSさんのAI-DLC(AI駆動開発)ワークショップに参加したことが、チームでの開発手法を変える大きなきっかけとなりました。AI-DLCとは、AIを開発プロセスの中心的な協力者として位置づけ、人間は判断・意思決定に注力するという開発手法です。
ワークショップ後、私たちのチームは本格的にAI-DLCを取り入れ始めました。
私がAI-DLCで特に大事だと感じる点は、AIと認識を合わせることです。
AIはプロンプトだけでなく、AIに質問をもらって答えたり、AIに意見を求めたりすることで、より精度の高いアウトプットが得られることをワークショップで学びました。
イベントについて
この8ヶ月間は、社外イベントを通じて多くの方と交流できたことも貴重な経験でした。
テックカンファレンスの参加
DroidKaigiやiOSDCではディップのブースメンバーとして参加させていただきました。学生時代に参加者として見ていたイベントに今度は企業側として参加し、来場された方々と直接お話しすることで、ディップのサービスについて知ってもらえたり、より技術についての理解を深めたりすることができました。
イベントを主催できた
また、新卒ながら他社との合同LT会を2回開催させていただきました。
これは、外部のLT会に参加した際、ココナラさんにお声がけいただいて実現したものとなります。会社を超えた技術連携や、当日の運営、登壇者のアテンドなど、はじめてのことでわからないことだらけでしたが、ディップのDevRelにも全面的にサポートしていただき、無事成功させることができました。
この経験を通じて、技術を学ぶだけでなく、技術コミュニティにおける「つながり」の重要性や、プロジェクトマネジメント、ファシリテーションといったエンジニアリング以外のスキルを磨くことができました。
イベントの記事はこちら
ココナラ×dip若手エンジニアAI活用LT会!新卒1~2年目の3名が登壇しました✨
『バイトル』『giftee』など...大規模webサービスの技術負債へのリアルな向き合い方を語ります
最後に
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
多くの挑戦と学びがあった濃密な期間でした。特に、ディップの挑戦を歓迎する文化と、最新の技術を積極的に取り入れる環境のおかげで、新卒ながら多くの貴重な経験を積むことができていると感じています。
より詳しい業務についての振り返りは、年度末となる3月頃にまた別の記事としてまとめたいと考えています。その際も、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。