外部サービスを使わず、Gmailとevernoteのみでメールを自動転送するやり方をメモ。ただし、要プレミアムプラン。
追記(2020/02/11)
自動振り分けの精度が低く、あまり当てにならないかもしれない……
はじめに
evernoteを使い始めて5年、来年からの社会人生活も考慮し、プレミアムに課金してしまった。早速、記憶が間違っていなければプレミアム特権のメールの転送を、使ってみたいと思う。
ここでは外部サービスを使わず、私的なGmailアカウントのスター付きメールを受信次第、すぐに転送して、自動振り分けしてくれるように設定する。
ステップ1「Gmailに転送先アドレスを登録する」
- Evernoteでメールの転送先を確認する
- Web版ならアカウント>アカウントの概要に記載されている
- Windows版なら使用量>メールの転送先
- 右クリックでコピーできる
- Gmailで「設定」から「メール転送とPOP/IMAP」を選択する
- 転送>転送先アドレスを追加から、Evernoteの転送アドレスを入力する
- Gmailから確認コードがEvernoteに送られてくるので、確認コードをGmailに入力する
- ノートの形で送られてくる(初めは戸惑う)
- 入力が正常であれば、Gmailに転送先アドレスが登録される
ステップ2「Gmailにフィルタリングと処理を登録する」
- Gmailで検索ボックス「メールを検索」で「is:starred」と検索する
- 検索ボックス右側の▼(三角マーク)を押し、条件を確認し「フィルタを作成」
- 注意書きが出るので、確認した後、OKを選択する
- 「この検索条件に一致するメールが届いた時」で「次のアドレスに転送する」から「アドレスを選択」でステップ1のevernote転送アドレスを選択
- フィルターと処理を登録したら、設定で確認
つまり「is:starred」でメールを絞り込みし、そのメールに対し転送の処理をかけている。絞り込み条件は下記も参考に、「重要なメール」「特定のタグ」「特定の送り主」なども指定可能。
https://support.google.com/mail/answer/7190?hl=ja
ステップ3「Evernoteの自動振り分けを許可する」
ステップ2までで基本はOKなものの、これをやると「既定のノートブック」として登録されている場所に、スター付きメールが押し寄せることになる。この為、メール転送の自動フィルタリング設定を変更する。
- EvernoteのWeb版を開く
- アカウント>個人設定>自動フィルタリングから「メール転送で作成されたノートの保存先やタグを自動提案します。」にチェックを入れる
これで、何度か振り分ければ、勝手に処理してくれるはず。便利!
参考リンク「手動転送なら自動振り分けも可能」
Evernote公式の情報によれば、件名に以下のようなものを指定すると、自動タグ付けや自動ノートブック振り分けができるという。
「!」リマインダー: エクスクラメーションマーク(!)を使用するとリマインダーを設定できます。リマインダーに日時を設定するには、明日の場合は「!tomorrow」を挿入します。具体的な日付の場合は、年月日の数字をスラッシュで区切り、たとえば「!2013/06/24」のような形式で挿入します。
「@」ノートブック: 例えば「@旅行」のように @ マークとノートブック名を使って指定しない限り、デフォルトのノートブックに送信されます。ノートブックの名前に空白スペースがある場合、例えば「@海外旅行」のように、そのまま記載してください。
「#」タグ: 例えば「#札幌」「#北海道」のようにハッシュ記号 (#) を使用してタグを追加します。
引用元:https://help.evernote.com/hc/ja/articles/209005347
ということなので、こちらも使用機会がありそう、ぜひ確認したい。
番外編「Evernote for Gmailアプリを導入する」
自動転送ではないものの、これも便利なのでご紹介。GmailのアドオンにEvernoteがある。
- WebブラウザでGmailを開く
- サイドパネルを開き、アドオンを取得から「Evernote for Gmail」を取得
- 多分右側にある
- この際、evernoteの認証を求められる
番外編「IFTTTやZapierなどの自動化ツールを使う」
- どうやらIFTTTはGmailと連携できなくなった模様
- zapierは使用可能のはず、ただ試していない
その他Evernoteの活用方法
下記なども確認のこと