はじめに
人に何かを教える機会が増えてきました。
- 社内でツールの使い方を説明するケース
- 新入社員のOJTでの、社会人のお作法を説明するケース
- 研修講師として登壇するケース
- LTなどでさくっとやったことを伝える・教えるケース
など、私は最近色々なシーンで"教える"という行為をすることが出てきました。
しかし、こういった機会が増えるにつれて、反省も多く出てきます。
受講者の反応が良くなかったり、そもそもテーマ設計が受講者のニーズとズレてしまっていたり…
もちろん後から改善はするのですが、そもそも講師としてのお作法を学んだことがないので、合っているのかが不安になります。
そこで、思い切ってトレノケート株式会社の「トレイン・ザ・トレーナー」という講座を受けてきました。
あまり学んだことのない、そして素晴らしい体験だったため、忘れないうちにブログにて書き記そうと思います。
トレイン・ザ・トレーナーとは何か
ひとことで言うと、"研修講師を養成する講座"です。
公式サイトでは、次のように説明されています。
質の高い研修を提供するための知識とテクニックを学び、研修の現場で実施・応用できる「教える技術の強化」を目指します。
引用元:トレイン・ザ・トレーナー ~研修講師養成講座~
ここに向けて、4日間かけてしっかり体系立てて学ぶことができます。
詳しくはこちらの公式案内を見ていただくのが良いと思います。
受講を決めた理由
理由は2つです。
- 師というものを学びたかった(6割くらい)
- Microsoft認定トレーナー(MCT)の要件になっていた(4割くらい)
講師というものを学びたかった
本研修は"研修講師を養成する"というものではありますが、公式サイトでは対象者が下記のようになっています。
- 研修を担当するトレーナー、インストラクタ、講師
- 社内外の研修の企画、運営担当者
- 部下や後輩を育成・指導する立場にある方
冒頭に私が挙げた"最近増えてきた教えるシーン"がすべて合致しており、この研修を受けることで自分の中での軸が出来上がるのではないかと思いました。
Microsoft認定トレーナー(MCT)の要件になっていた
これも後押しになりました。
MCTの要件はMS製品いずれかの一定以上の資格保有と指定講座の受講だったのですが、前者はたまたま保有していたため、本研修を受けることで要件を満たせるという事に気づきました。
特典も気になるものが多かったため、せっかくだしこれも満たしてしまおうという気持ちでした。(この話はまた別の機会に)
特に記憶に残った点
成人学習
どの内容も記憶にしっかり残っている(というのがすごい)のですが、特に一つ挙げるとすれば成人学習の考え方を知れたことだと思っています。
- 子ども向けの教育と成人向けの教育は全く異なるものだということ
- 成人が学習する際は学習の原理原則を取り入れることで、学習が促進されるということ
この点について、研修の中で一日かけてじっくり体系立てて教えてもらえます。
トレノケートさんもこちらの記事で紹介されているので触れると、成人学習は子どもの学習と下記の点で異なっています。
- 自己概念の違い
- 経験の違い
- 学習へのレディネスの違い
- 学習の方向付けの違い
確かに、自分が色々勉強したり資格を受けたりしてきた過去を振り返ってみると、成人学習の考え方に当てはまっており、非常に納得感がありました。
裏返せば、自分が何かを教えるときにも、学習する動機を冒頭時点で受講者に意識づけて、受講者の学習意欲を高めなければならないという気づきになりました。
プレゼンテーション演習
最終日に10分のプレゼンテーションと、相互フィードバックを実施します。
テーマは自由で、学んだことを活かしながら各々自由にプレゼンテーションをします。
この演習がとてもよかったです。
4日間の研修で学んで、かつ意識できたことはそのままフィードバックに返ってきます。
狙いがそのまま伝わっていると、こうやればいいのかという体験に繋がり、非常に強く印象に残ります。
一方、Moreの観点からもフィードバックももらえます。ここは普段の自分のプレゼンテーションで良かれと思っていたことが裏目に出るパターンを知ることができました。
普段は振り返れていなかったポイントに気づけたため、非常に貴重な気付きを得られました。
総括
この研修は"研修講師養成"と銘打たれており、その要素を学ぶという点で多くの気づきがありました。
ただ、教える以外も含めて人に何かを伝えるということ全般に使える内容だと感じました。
本研修で得られたものを一言で言うと、
何かを伝えるにあたり、聞く側の準備を整えて、最適な形で伝えるテクニック
だと思っています。
これは人生全般で使えるスキルであり、講師ということに限らず全般的に意識していきたいと思える内容でした。
30代前半、生意気になってきた自分を戒めるという意味で、とてもいいタイミングで受講できたなと感じています。笑
自腹切って来た甲斐はありました。
もしこのようなスキルを高めたい方や受ける機会がありそうな方、MCTの要件として狙っている方がみえましたら、参考になればと思います。