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AI Codingの動向を1年間毎日監視し続けて何が見えたか ~データで見る2026年6月のAI Codingの動向まとめ~

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AI Coding Agentの2026年6月の動向

AI Coding.Infoというサイトを2025年7月から運営しています。

これは、Claude CodeやCodex CLI、あるいはGithub Copilot、Geminiなど、AI Coding Agentに関する利用動向をGithubのリポジトリの情報から定点観測するサイトです。
AI Coding Agentの利用の判定として、以下のような条件で毎日調査を行っています。

  • Githubの公開リポジトリを9,000リポジトリを毎日調査
    • プログラミング言語毎のGithub スター数のTOP 300
    • プログラミング言語は30種類から調査
  • AI Coding Agent 16種類を対象
  • 各種AI Coding Agentの利用するルールファイルがGithubリポジトリにある場合のみ、AI Coding Agentを利用していると判断

先月の動向

AI Coding Agentの利用率は12.1%

AI Coding Agentのリポジトリ利用率は12.1% で、前回11.0%から1.1%増加です。

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2026/7/1のAI Coding Agent利用率

2026/6/1のAI Coding Agent利用率

2026/6/1~2026/7/1までのAI Coding Agent利用率の推移

AI Coding Agentのプロダクト別のシェア

プロダクト別のシェアは以下のようになっています。

順位 製品名 シェア率
1位 Codex CLI 39.1%
2位 Claude Code 32.0%
3位 Copilot Agent 15.9%
4位 Gemini CLI 5.7%
5位 Cursor 4.7%

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 さて、今月の話題としてはMythosやFable 5など、Claude Codeの最新AI Agentの規制という話があり、これがどう影響するのか。ということは思っていました。しかし、実際には微減。というのが事実です。Fable 5はアメリカで規制が入ったり色々と話があったので、まだ正確に市場に影響が反映されていない気がします。そのため、正確な評価はできませんが、Codexが2.2%増えている。というのは大きな事実だと思います。そして、ClaudeCodeは0.8%、Copilot Agentも0.9%下がっているというのは、乗り換えは進みつつある。という感じもあります。
 今回、CursorがSpaceXに買収される。というニュースがありました。

 しかし、実際のところあまりCursorの利用率に関しては変わっておらず、0.4%の微減となっております。これも同様ですが、SpaceXの上場からあまり経っていないため、その影響が出てくるのはもう少し後である。という可能性はあります。

2026/7/1のAI Coding Agentシェア率

2026/6/1のAI Coding Agentシェア率

プログラミング言語別のAI Coding Agent利用状況

 一番AI Coding Agentが利用されているプログラミング言語は「TypeScript」、2番目は「Rust」、3番目は「Python」、4番目は「Go」、5番目は「C#」です。

image.png

2026年のAI Coding Agentが使われているプログラミング言語の遷移を図でまとめました。

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これを見て分かることは、TypeScriptは1位の座を安定して維持し続けているということです。毎月、私はレポートを書いておりますが、「Python」「Go」「Rust」に関しては、順位が安定しない印象があります。さっきのグラフ通り、これらの言語は利用しているリポジトリ数が僅差であるためこの辺りは常に入れ替わり続ける言語である。と言っていいでしょう。一方で、逆に5位の「C#」は安定し始めたのかな。という印象があります。2月のまとめ以外は常に5位をキープし続けているので、3軍の中の1位みたいなポジションにあるようです。

2026/7/1のAI Coding Agentのプログラミング言語別ランキング

2026/6/1のAI Coding Agentのプログラミング言語別ランキング

AI Coding Agent利用リポジトリ数の1ヵ月の推移

2026/6/11時点では1,611件だったリポジトリ数が、2026/7/1時点では1,794件となり、AI Coding Agentを利用しているリポジトリは183件増加しています。

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2026/6/1~2026/7/1までのAI Coding Agentを利用利しているリポジトリ数の推移

AI Coding Agent浸透の1年の推移

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サービス開始の2025年7月1日の利用率は2.0%でした。2026年7月1日の利用率は12.1%。

1年間でAI Coding Aent 利用率が10.1%増えました。

これに関して、各月の初日の利用率と、先月に比べて利用率がどれくらい増えたか。という差分を表したグラフを作りました。

image.png

これを俯瞰してみると、2025年はおおむね0.5%ずつAI Coding Agentの利用率が増えていました(2025/8/1は特異的に0.9%上がっていますが)。2026年1月以降、1月を除き、ほぼ毎月1%超ずつ利用率が増えて言っています。したがって、

去年に比べて倍の速度でAI Coding Agentの浸透が進んでいる

という驚異的な結果になっています。なぜこれほど進んだのか?ということについては過去に2月の記事で考察しています。

 1つはCodexの利用者が増え、今まで使われていなかったプログラミング言語でもAI Codingが利用されるようになったから。というのが私の中の結論でした。他に理由を考えてみると、決算?予算?みたいなことは頭に過ぎりました。どういうことかというと日本は3月に決算をし、4月から新しい年度が始まることが多いと思います。しかし、海外ではそうではなく、年度の始まりは1月、年度の終わりは12月といったことがあります。そういうことを考えると、2026年になって、AI Codingやらないとヤバい!となって、ちゃんと予算をつけ始めたのが2026年から。みたいな考え方は、実はあるんじゃないかなーと思ったりしました。そうすると辻褄自体はあって、2026/01/01は0.5%程度と昨年程度と同じ利用率の増分です。それは、実質2025/12/01~2025/12/31の間の利用率なので何も変わらない。しかし、2026/01/01から使い始めたので、2026/02/01から利用率が急増し始める。というのは、それで、ある種トリクルダウン的に浸透した。というような面があるのかな。とも思っていました。

感想

 AI Coding.Info というサービスを始めて1年が経ちました。サービス運営は大変ですね。毎日バッチが止まらないか、はらはらしています。しかし、おかげさまで365日分のデータは毎日取得できております。7月1日に記事を書き始めたのですが、ちょうどサービス1年目の日にバグが発生し、デプロイが出来ない状態になりました。そして、システムを緊急修正し、リリースする。ということをやっておりまして、1年経っても、起こらないと思っていたバグは起こるものだな。としみじみ思いました。
 そろそろシステム上は6,000万件を超えるレコードを持っており、個人で持つにはかなり大規模なサービスになっています。システムでの毎日の集計処理で負荷になり、デプロイが出来なくなってきた。というのが現状なので、アーキテクチャーやシステム構成をいじらないとな。という気持ちになっています。

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