はじめに
前回の記事でClaude Codeの概要を紹介しました。
今回は実際に Claude Codeをインストールして使い始めるまでの手順 を、OS別にわかりやすく解説します。
「思ったより簡単じゃん」と思ってもらえるはずです。
動作環境
まずは自分の環境が対応しているか確認しましょう。
| 項目 | 要件 |
|---|---|
| macOS | 13.0(Ventura)以降 |
| Windows | 10(build 1809+)以降、またはWSL2 |
| Linux | Ubuntu 20.04+ / Debian 10+ |
| メモリ | 4GB以上(8GB推奨) |
| ネットワーク | インターネット接続必須 |
| アカウント | Anthropicアカウント(Pro以上 or API課金) |
ポイント: ネイティブインストーラーを使えば Node.jsは不要 です。
料金プランの確認
Claude Codeを使うには、以下のいずれかが必要です。
| プラン | 月額 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| Pro | $20/月 | まずはここから |
| Max 5x | $100/月 | ヘビーに使うなら |
| Max 20x | $200/月 | チームや業務利用 |
| API(従量課金) | 使った分だけ | 開発者向け |
まだアカウントがない方は claude.ai でアカウント作成 → Proプランに登録しましょう。
インストール手順
macOS / Linux / WSL の場合
ターミナルで以下のコマンドを実行するだけです。
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash
これだけで完了です。~/.local/bin/claude にインストールされます。
安定版を使いたい場合はこちら:
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash -s stable
Windows の場合(PowerShell)
PowerShellを管理者として開き、以下を実行します。
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex
注意: Windows版は Git for Windows が必要です。
まだの方は git-scm.com からインストールしてください。
Windows の場合(WinGet)
winget install Anthropic.ClaudeCode
macOS の場合(Homebrew)
brew install --cask claude-code
Homebrew版は自動アップデートされないので、手動で
brew upgrade claude-codeが必要です。
インストール確認
インストールが完了したら、バージョンを確認します。
claude --version
バージョン番号が表示されればOKです。
さらに、健康診断コマンドで問題がないかチェックしましょう。
claude doctor
以下のような内容が確認されます:
- インストール方式と自動更新の状態
- 設定ファイルの有効性
- MCPサーバーの設定
- PATHの設定
初回起動と認証
1. プロジェクトディレクトリに移動
cd あなたのプロジェクトフォルダ
2. Claude Codeを起動
claude
3. 認証方法を選択
初回起動時に認証方法を聞かれます。
? How would you like to authenticate?
❯ Claude account(Pro/Max/Teamの方)
Anthropic Console(API課金の方)
4. ブラウザで認証
選択すると自動でブラウザが開きます。claude.aiにログインして認証を完了してください。
ブラウザが自動で開かない場合:
cキーを押すとURLがクリップボードにコピーされるので、手動でブラウザに貼り付けてください。
5. 認証完了
ターミナルに戻ると、Claude Codeの対話画面が表示されます。
╭──────────────────────────────────────╮
│ Claude Code │
│ │
│ /help for available commands │
╰──────────────────────────────────────╯
>
これが表示されれば準備完了です!
動作テスト
簡単なプロンプトを入力して動作を確認しましょう。
> このディレクトリにあるファイルを教えて
Claude Codeがディレクトリ内のファイル一覧を返してくれればOKです。
IDE拡張機能のインストール
ターミナルだけでなく、IDEからもClaude Codeを使えます。
VS Code
-
Cmd+Shift+X(Mac)/Ctrl+Shift+X(Windows)で拡張機能を開く - 「Claude Code」 で検索
- Anthropic が提供する公式拡張機能をインストール
- エディタ右上にスパークアイコンが表示されれば完了
よく使うショートカット:
| 操作 | Mac | Windows |
|---|---|---|
| Claude Codeパネルの切り替え | Cmd+Esc |
Ctrl+Esc |
| 新しい会話を開始 | Cmd+N |
Ctrl+N |
| ファイル参照を挿入 | Option+K |
Alt+K |
VS Code拡張機能にはCLIがバンドルされているので、VS Codeだけで使うなら別途CLIのインストールは不要です。
JetBrains IDE(IntelliJ / PyCharm / WebStormなど)
前提: JetBrains版は CLIのインストールが必須 です(先にCLIをインストールしてください)。
- Settings → Plugins → Marketplace を開く
- 「Claude Code」 で検索
- インストール後、IDEを再起動(重要)
- 統合ターミナルで
claudeを実行
ショートカット:
| 操作 | Mac | Windows |
|---|---|---|
| Claude Codeを開く | Cmd+Esc |
Ctrl+Esc |
| ファイル参照を挿入 | Cmd+Option+K |
Alt+Ctrl+K |
設定ファイルの場所
Claude Codeの設定は以下のファイルで管理されます。
| ファイル | 用途 |
|---|---|
~/.claude/settings.json |
ユーザー全体の設定 |
.claude/settings.json |
プロジェクトごとの設定(git管理可) |
.claude/settings.local.json |
ローカル設定(git管理外) |
今は「こういうファイルがあるんだな」程度でOKです。詳しくは後の記事で解説します。
よくあるトラブルと解決法
「command not found: claude」と出る
PATHが通っていません。以下を実行してください。
# zshの場合
echo 'export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc
# bashの場合
echo 'export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
Windows で「Git Bash が見つからない」と出る
Gitのパスを環境変数で指定してください。
$env:CLAUDE_CODE_GIT_BASH_PATH="C:\Program Files\Git\bin\bash.exe"
WSL でサンドボックスエラーが出る
必要なパッケージをインストールしてください。
sudo apt-get install bubblewrap socat
認証をやり直したい
claude /logout
claude
困ったときの万能コマンド
claude doctor
このコマンドで大体の問題は診断できます。
アップデート方法
ネイティブインストーラーは自動アップデートされますが、手動でアップデートしたい場合は:
claude update
まとめ
| 手順 | やること |
|---|---|
| 1 | Anthropicアカウント作成 & Proプラン登録 |
| 2 | ネイティブインストーラーでインストール |
| 3 |
claude コマンドで起動 & 認証 |
| 4 | 動作テスト |
| 5 | (任意)IDE拡張機能のインストール |
たった5ステップでAI駆動開発の環境が整います。
次回予告
次の記事では、Claude Codeの基本的な使い方とコマンド一覧を解説します。
実際にClaude Codeを操作しながら、できることを体験していきましょう!
シリーズ一覧
- Claude Codeとは?概要・できること
- 👉 Claude Codeのインストールと初期設定(本記事)
- 基本的な使い方・コマンド一覧
- Claude Codeでコード生成してみよう
- Claude Codeでバグ修正・デバッグ
- Claude Codeでリファクタリング
- Claude Codeでテストコード作成
- Claude Codeでgit操作を効率化
- CLAUDE.mdを活用したプロジェクト設定
- Claude Code活用のベストプラクティス