背景
courseraの Application Development with Cloud Run Google Cloud
をやっているので、それの学習ログを残す
Cloud Runの強み
- オートスケーリング
- アプリケーションを増分更新していくので、ロールバックが容易
- ゾーン、リージョンにまたがるロードバランシング
オートスケーリング
コンテナ数は設定によって1~1000までオートスケールする。
Googleサポートに申請すれば、1000以上にコンテナ数を増やすことができる。
Cloud Runにはロードバランサーが内包されていて、コンテナの負荷が上がった場合、自動的にコンテナを増やしてくれる。需要が下がった場合は、コンテナへのトラフィックを停止してコンテナをシャットダウンしてくれる。
アプリケーションを増分更新していくので、ロールバックが容易
アプリケーションに変更を加えると新しいリビジョン(imageのようなもの)が作成される。
新しいリビジョンをデプロイするときは、徐々にトラフィックを移すことで安全にデプロイすることができる。(一気に移すことも可能)
Cloud Runではリビジョンごとにコンテナとサービス設計がされているので、前のリビジョンに戻せば、簡単にロールバックすることができる。
ゾーン、リージョンにまたがるロードバランシング
リージョン:データセンター。3つ以上のゾーンから形成される。例: US center 1 is Iowa, North America
ゾーン:各拠点のデータセンター
1つのリージョン内でコンテナを複数のゾーンに分散させることで、ゾーンの障害に対する体制をもたせている。
複数の地域のCloud Runの前に単一のグローバルIPアドレスを公開することができる。Cloud Runはグローバルロードバランサーと統合されていて、クライアントからのトラフィックが常に最も近いリージョンに行くようにできるため、低いレイテンシを実現できる。