「無線LANでインターネット接続しつつデバイスに対しダイレクトWi-Fi接続」を同時にやりたかったのですが、あまりそういう解説記事が無かったのでちょっとハマりました。
消費電力が高いWi-Fiアダプタは危険
当初はWi-Fiアダプタは、安価で入手しやすいBUFFALO製のWLI-UC-GNMを使用していました。ですがどうやら消費電力が他の製品に比べて 最大2.5W と高めで、2本挿して使うとかなり熱くなります。
気づかずそのまま使用していたら、 RaspberryPiが焼けてお亡くなりになってしまいました。
今はPLANEXのGW-USNANO2A(消費電力 最大1.3W)を購入し、問題なく動作しています。
/etc/network/interfaces
にどう書けばいいの?
Wi-Fiアダプタ1本の場合は、
-
wpa_passphrase
コマンドをリダイレクトして/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
に追記 sudo service networking restart
でOKですが、2本の場合はインターフェースごとに読み込むwpa_supplicant.conf
を分ける必要があります。下記のように/etc/network/interface
の各セクションごとにwpa-conf
を使って設定ファイルのパスを指定してやります。
~~~省略~~~
auto wlan0
allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet static
address 192.168.1.10
network 192.168.1.0
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.1.1
broadcast 192.168.1.255
dns-nameservers 192.168.1.1
wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant_wlan0.conf
auto wlan1
allow-hotplug wlan1
iface wlan1 inet dhcp
wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant_wlan1.conf
~~~省略~~~
wlan0はwpa_supplicant_wlan0.conf
を、wlan1はwpa_supplicant_wlan1.conf
を指定しています。これで別々のSSID、パスワードを設定できます。
ちなみにwpa_supplicant.confの書き方について調べていたら、ここに詳しく載っていました。ここまで詳細に設定しなくても動いちゃいますが( というか英語読めない )、興味があったら見てみると良いかもしれません。