8
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

AWS初心者向けの解説と学習方法

Posted at

◆はじめに

今回はAWSについてゆるーく記事を書いていこうと思いますʕ•̀ω•́ʔ✧
AWS初心者でもなんとなーくふむふむって分かるように頑張りますᶘ ᵒᴥᵒᶅ

◆オンプレミスとは

まずはじめにクラウドを理解する前に、オンプレミスを説明しますね。

オンプレミスとは、会社が自身でサーバーを所有し、業務に必要なアプリケーションなどを設置しています。
いわゆるデータセンターと言う場所を借り、そこへサーバを設置(キッティング)+構築して、自社からアクセスするってイメージですね。
このように自前でインフラを用意して、使用・管理する形式を「オンプレミス」と呼びます。

◆クラウドとは

クラウドは、AWSでいうとAmazonが世界各地にデータセンター(サーバーの設置場所)を保有しており、各データセンターはインターネットに接続されています。
こちらは、データセンターにあるサーバーの仮想領域の一部をレンタルし、アプリケーションなどを管理&配信しています。
このようにネットワーク経由でインフラを使用・管理する形式を「クラウド」と呼びます。

◆オンプレとクラウドのメリットとデメリット

それぞれのメリットとデメリットについて、ちょっと解説になります。
当たり前ですが、どちらにもメリデメはあります。

☁クラウド

メリット
・初期費用が不要:ハードウェア購入が不要で、すぐに利用開始可能
・スケーラビリティが高い:必要なときに必要な分だけリソースを追加できる
・従量課金制:使った分だけ支払うため、コスト最適化が可能
・迅速な導入:数分でサーバーやサービスを立ち上げ可能
・最新技術にアクセス可能:AI、IoT、機械学習などをすぐに利用できる
・高可用性・自動化:障害対応や監視が自動化されており、運用負荷が軽減される
・セキュリティ対策が充実:多層防御・認証取得済みで高水準のセキュリティ

デメリット
・コスト予測が難しい:アクセス集中などで予期せぬ課金が発生することもある
・サービスが多すぎて選定が難しい:状況に応じた選択が必要
・カスタマイズ性に制限:既存サービスの枠内での設計が基本
・クラウド事業者依存:メンテナンスや障害時の対応はAWS側に依存

🏢オンプレ

メリット
・高いカスタマイズ性:業務に合わせた設計・構築が可能
・セキュリティ制御が自由:社内ネットワークで閉じた環境を構築できる
・既存システムとの連携が容易:自社仕様に合わせた統合が可能
・情報漏洩リスクが低い:社外にデータを出さない運用が可能

デメリット
・初期投資が高額:ハードウェア購入・設置・構築に多大な費用
・運用負荷が高い:監視・障害対応・保守を自社で行う必要あり
・拡張に時間がかかる:サーバー追加に数週間〜数ヶ月かかることもある
・技術革新への対応が遅れる:新技術導入に時間とコストがかかる

◆AWSってなに?

今更ですが、AWSはAmazonが提供するクラウドコンピューティングサービスです•̀.̫•́✧

AWS公式の「製品」を見ていただくとわかりますが、提供されているサービスの種類は200を超えています。。。やばいですね💧
そのためAWSでインフラを構築する際は、要件や予算に合わせて使用するサービスを適切に選択する必要があります。

◆サービスの一例

アプリケーションの要件によって使用するサービスが異なりますが、一般的なアプリケーションでよく使われるサービスを説明します。
AWS構成図イメージ.png

◆IAM

IAMは「Identity and Access Management」の略称で、AWSのサービスやリソースを安全に操作するために、ユーザまたはグループ単位でアクセス許可を細かく設定・管理できる機能です。
こちらはいわゆるアカウントのことです。
システムのメンテナンス用にIAM以外の全てのAWSサービスにフルアクセスできるユーザーを作成したり、アプリケーションのデプロイ用にEC2にのみアクセスを許可したユーザを作成したりすることが可能です。

◆VPC

VPCは「Virtual Private Cloud」の略称で、仮想ネットワークを提供するサービスです。
オンプレミスで言えば、自社専用のLANをクラウド上に再現するようなイメージですね。

◆EC2

EC2は「Elastic Compute Cloud」の略称で、LinuxやUbuntuといったOSを搭載した仮想サーバーを提供するサービスです。
オンプレミスの物理サーバーの代わりに、必要なときにすぐ立ち上げて使えるのが特徴です。
EC2は「クラウド上にある、自分専用のパソコン」。しかも、必要なときだけ使えて、スペックも自由に変えられる便利なサーバーです。

◆RDS

RDSは「Relational Database Service」の略称で、MySQLやPostgreSQLなどを利用できるマネージド型リレーショナルデータベースです。
単にデータベースを使いたい!ってだけであればC2インスタンスにMySQLをインストールするといったことも可能ですが、RDSは「マネージド型」なので、スナップショットを使ったバックアップの復元や、ソフトウェアの自動パッチ適用、イベント監視などシステムを運用する上で重要なサービスが既に揃っています。

◆Lambda

AWS Lambdaは、インフラの管理なしでコードを実行できるサーバーレスコンピューティングサービスです。つまり、サーバーの構築や運用を気にせず、イベントに応じて関数(コード)を自動実行できる仕組みです。
一言でいうとLambdaは「必要なときだけ動く、クラウド上の小さなプログラム実行エンジン」。インフラの心配をせずに、処理を自動化・分散化できる強力な武器です。

◆S3

S3は「Simple Storage Service」の略称で、クラウド上でファイルやデータを保存・管理できるオブジェクトストレージサービスです。シンプルでありながら、非常に高機能かつスケーラブルなストレージとして、インフラ設計やバックアップ戦略に欠かせない存在です。

◆SES

AWS SES(Simple Email Service) は、アプリケーションやシステムからメールを送信・受信できるスケーラブルで信頼性の高いメールサービスです。特に通知メール、マーケティングメール、トランザクションメール(パスワードリセットなど)に適しています。
SESは「クラウド上のメール送信・受信エンジン」。信頼性・到達率・コストのバランスが良く、インフラと連携しやすい万能メールサービスです。

Route53

Amazon Route 53 は、AWSが提供するスケーラブルで高可用性なDNS(Domain Name System)サービスです。Webサービスの入り口として、ドメイン名とIPアドレスの橋渡しをする重要な役割を担っています。

AWS学習方法

ここからは、AWSの学習方法について少し纏めて行こうかと思います(·ω·)
まぁ基本的には座学+実作業で覚えるしかないんですがね(笑)

◆AWS 初心者向け資料

初心者向け資料
初心者向け資料とありますが、サービスの設計や構築において重要な情報がまとまってます。
特に 「AWS ご利用開始時に最低限おさえておきたい10のこと」 は、AWSの設計原則である AWS Well-Architected からセキュリティ、コスト最適化についてAWSのクラウドサービスについてのスタンスがまとめられているので、非常に重要な内容となっています。
https://www.youtube.com/watch?v=dKwnFc95nus

◆AWS Black Belt

ブラックベルトとは、「AWS Black Belt Online Seminar」のことで、オンラインセミナーの資料のことです。資料は基本的にスライド/PDFと動画があります。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLzWGOASvSx6FIwIC2X1nObr1KcMCBBlqY

◆DevelopersIO

DevelopersIOは「現場の技術者が本音で語る、実践的な技術情報の宝庫」。AWSやクラウドに関わるなら、必ずチェックしたいメディアだそうです。
最下部にある「主なカテゴリ」から気になる用語をクリックしたら大量の記事が出てきます。
https://dev.classmethod.jp/tags/aws/

◆用語集

各サービスの説明やAWSドキュメントに登場する専門用語の説明集です。
不明瞭な単語などを調べるのに役立つと思います。用語の説明内で用語がリンクされているのも便利です。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/glossary/latest/reference/glos-chap.html?e=gs&p=gsrc

◆まとめ

今回はAWS全体の概要と勉強する際の参考サイトを紹介しました!!
新しく知識を取得する時って何かきっかけが必要だったりするので少しでも参考になったらうれしいですね(๑•﹏•)

8
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
8
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?