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GCP Stackdriver Monitoring 使ってみた感想/AWS CloudWatchとの比較 (2019年5月末時点)

@koshi_life です。

Stackdriver Monitoringを使いはじめて2週間ほど経ちました。とても便利なのでやや気が早いですが、一部AWSのCloudWatchで行っているモニタリング運用の移行を検討しています。

以下、Stackdriver Monitoringを使ってみた感想です。


:heart_eyes: Good ここが素晴らしい!

ざっと4点。


①Webの死活監視が Uptime Checks で簡単に設定可能

CloudWatch単独機能ではWebの死活監視(URL監視)ができない1

がStackdriverではURL監視の設定がサポートされており設定も簡単でした。

参考 Stackdriver - 稼働時間チェックの管理

参考 Uptime Checks 設定画面

Screen Shot 2019-06-03 at 1.42.00.png


②アラート通知先の対応インテグレーションが豊富

Slackにてアラート通知させました。(以下、通知例)

Slack.png

AWSだとSNS経由でLambda設定するなど、やや設定が手間です。

参考 Stackdriver - API による通知チャネルの管理


③主要ミドルウェアのモニタリングAgentのサポートがある

Nginx,Apache,MySQL等の主要ミドルウェアの監視用プラグインのサポートがあります。2

Nginx,MySQLのプラグイン導入してみましたが設定も簡単でした。

また、メトリクスは多く定義されていますが、抑えておきたいメトリクスにおいてはデフォルトのビューでグラフ化されているので監視の勘所のキャッチアップの助けになりました。

参考 Stackdriver - サードパーティ製アプリケーションのモニタリング

参考 Nginxのデフォルトで描画されているグラフの一部

Screen Shot 2019-06-03 at 1.26.04.png


④公式ドキュメントの充実、スムーズに導入できた

AWSもドキュメントは充実しているが、GCPのドキュメントも簡潔で整理されており、手順も極力少なくなるよう工夫が随所に読み取れた。

ワンライナー的なコマンドの成功率も高く、エラーが起きてもわかりやすいメッセージが出力され、比較的スムーズに導入ができた気がする。

また、AWS環境で設定する最小限の権限定義方法のTipsも載っており気になりどころもまとめられていて好印象。

Stackdriver - 最小 AWS 権限


:innocent: Bad もうちょっと!

以下2点期待したい。


①監視用エージェントがAmazon Linux2に非対応

GCP環境で利用しているインスタンスは問題なかったのですが、

私のAWS環境で利用中のほとんどのイメージがAmazon Linux2なので、Stackdriver Monitoring Agentが非対応のため導入できませんでした。残念。3

ちなみに、AWS環境では以下イメージにはインストールができて、Stackdriver上で送信されたメトリクスを確認しています。

Amazon Linux1

Ubuntu Server 18.04 LTS

CentOS 7

Debian GNU/Linux 9


②グラフでの色が指定ができるとなお嬉しい

CloudWatchだとグラフの色の設定が可能で、関連のある色を統一ができるが、Stackdriver上ではできない。

GCP-Stackdriver
AWS-CloudWatch

Screen Shot 2019-06-03 at 1.26.51.png
aws_CloudWatch_2019-06-03 at 1.32.27.png


まとめ

雑めにCloudWatchとStackdriverを比較すると

AWSのCloudWatchはとても高機能だが設定やや複雑だが

Stackdriver Monitoringはデータ保存期間や細かいグラフ設定はやや機能劣位はあるが、よりライトに使い始めることができるサービスという印象です。

当分どちらにもお世話になると思いますが、Stackdriver Loggingの方も試してみたい。





  1. 2019年5月末時点。監視サーバ立てたりLambdaでやるなどの工夫が必要 例1, 例2 



  2. BlueMedora製のプラグインも豊富です。前回エントリー参照 



  3. この記事にもある通り、私の環境でもインストールできなかった。