@koshi_life です。
Stackdriver Monitoringを使いはじめて2週間ほど経ちました。とても便利なのでやや気が早いですが、一部AWSのCloudWatchで行っているモニタリング運用の移行を検討しています。
以下、Stackdriver Monitoringを使ってみた感想です。
Good ここが素晴らしい!
ざっと4点。
①Webの死活監視が Uptime Checks で簡単に設定可能
CloudWatch単独機能ではWebの死活監視(URL監視)ができない1
がStackdriverではURL監視の設定がサポートされており設定も簡単でした。
②アラート通知先の対応インテグレーションが豊富
Slackにてアラート通知させました。(以下、通知例)

AWSだとSNS経由でLambda設定するなど、やや設定が手間です。
参考 Stackdriver - API による通知チャネルの管理
③主要ミドルウェアのモニタリングAgentのサポートがある
Nginx,Apache,MySQL等の主要ミドルウェアの監視用プラグインのサポートがあります。2
Nginx,MySQLのプラグイン導入してみましたが設定も簡単でした。
また、メトリクスは多く定義されていますが、抑えておきたいメトリクスにおいてはデフォルトのビューでグラフ化されているので監視の勘所のキャッチアップの助けになりました。
参考 Stackdriver - サードパーティ製アプリケーションのモニタリング
④公式ドキュメントの充実、スムーズに導入できた
AWSもドキュメントは充実しているが、GCPのドキュメントも簡潔で整理されており、手順も極力少なくなるよう工夫が随所に読み取れた。
ワンライナー的なコマンドの成功率も高く、エラーが起きてもわかりやすいメッセージが出力され、比較的スムーズに導入ができた気がする。
また、AWS環境で設定する最小限の権限定義方法のTipsも載っており気になりどころもまとめられていて好印象。
Bad もうちょっと!
以下2点期待したい。
①監視用エージェントがAmazon Linux2に非対応
GCP環境で利用しているインスタンスは問題なかったのですが、
私のAWS環境で利用中のほとんどのイメージがAmazon Linux2なので、Stackdriver Monitoring Agentが非対応のため導入できませんでした。残念。3
ちなみに、AWS環境では以下イメージにはインストールができて、Stackdriver上で送信されたメトリクスを確認しています。
Amazon Linux1
Ubuntu Server 18.04 LTS
CentOS 7
Debian GNU/Linux 9
②グラフでの色が指定ができるとなお嬉しい
CloudWatchだとグラフの色の設定が可能で、関連のある色を統一ができるが、Stackdriver上ではできない。
GCP-Stackdriver | AWS-CloudWatch |
---|---|
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![]() |
まとめ
雑めにCloudWatchとStackdriverを比較すると
AWSのCloudWatchはとても高機能だが設定やや複雑だが
Stackdriver Monitoringはデータ保存期間や細かいグラフ設定はやや機能劣位はあるが、よりライトに使い始めることができるサービスという印象です。
当分どちらにもお世話になると思いますが、Stackdriver Loggingの方も試してみたい。