AWS Certified Cloud Practitioner 認定
はじめに
AWS Certified Cloud Practitioner 認定(CLF-01)に合格したので、勉強方針など有意義そうな情報をなるべく簡潔にまとめています。
初めてのQiitaになるが、本資格で「いやいや、これは~…」ってなるところが多かったので、この体験を周りに伝えることができればと思い、投稿させていただきました。
スコア
1000点中822点(合格ライン700点)でした。
教材
今回の勉強で用いた教材は以下の3つです。
- 【2023年版】これだけでOK! AWS認定クラウドプラクティショナー試験突破講座(豊富な試験問題290問付き) (以下、「Udemyの講座」とする)
- 【2023年版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問) (以下、「Udemyの問題集」とする)
- AWS認定資格 無料WEB問題集&徹底解説 (以下、「Web問題集」とする)
勉強方針
まずは2週間かけてUdemyの講座を全部終わらすように進めました。2週間は短いようで長いような…って感じるかもしれませんが、かなりAWS用語が多いので、書いて覚えるようにしていたのでこのような期間になりました。
※ ハンズオンもありますが、私はタイムパフォーマンスを考慮してスキップしました
その後は、Udemyの問題集を解いていたのですが…ここでかなり絶望を覚えました。詳細は後述します。
Udemyの問題集の難しさ=本番のレベルではない
日付 | 基本レベル① | 基本レベル② | 本番レベル① | 本番レベル② | 本番レベル③ | 本番レベル④ |
---|---|---|---|---|---|---|
8/14 | 53% | 13% | 50% | |||
… | … | … | … | … | … | … |
8/23 | 63% | |||||
8/24 | 93% | 72% | ||||
8/25 | 93% | |||||
8/26 | 63% | |||||
8/27 | 36% | |||||
8/28 | 89% | 95% | 96% | |||
8/29 | 98% | 55% | ||||
8/30 | 95% | 95% | 98% | 70% | 92% |
Udemyの問題集はAWS本番を考慮しているか、正答率が70%以上であれば合格となっていますが…初めて問題集を解いてみたところ、全て不合格となりました。難しすぎませんか?!
Udemyの問題集が予想以上に難しくて、「勉強方針が間違えているのか?」と焦り始めてしまいました。そこで一旦情報を集めるために中断期間を設け、現実逃避ネットで本資格に関する情報を収集しました。
そしたら、このサイトで、Udemyの問題集は難しすぎるという情報を得られました。
その後は、本番のレベル感に近い公式模試(Skill Builder)の「AWS Certification Official Practice Question Sets (Japanes)」があったので、それを一度やってみて本番のレベル感を体験したら、「これならAWS用語や問題文の癖をきちんと理解すれば合格できるな」と焦りがなくなりました。
※ 公式模試の受け方は、ググっていただければ…直リンクで案内ができなかったので(;´・ω・)
その後は「AWS用語の要点をよりマスターする」「問題文の癖を読み解いて正答を見出す」ために繰り返し復習し、時間があるときはWeb問題集をたくさん解くようにしたら、覚えづらいAWS用語の内容をより明確に覚えることができ、インプットとしては理想的な状態で本番に臨むことが出来ました。
ちなみにUdemyの問題集だと出てこないAWS用語もあるので、Web問題集も役に立ちます。かなりおかしい問題もありますが
試験の突破コツ
「本番の試験内容はUdemyの問題と一致するか?」といわれたら断然にNoです。たまに似てるなーというのはあるが、ほとんどの問題は初めて見る問題ばかりでした(出題範囲は同じなので、Udemyの問題集を解くことが無駄な作業ではないのは確かです)。
「問題文をきちんと読み解いて、これまでの勉強で得られた知識・経験を駆使して消去法または一本釣りができる」ということが試験合格のキモになります。そのためには、以下のポイントが大切になってくると思います。
- AWS用語の意味を効率的に覚える
- 例:EC2→アンマネージド型/サーバー構築、S3→ストレージ/オブジェクト/バケット といった感じで要点を必ずマスターする
- Udemyの問題集が不合格でも「消去法で正答を探すことができる」「英語を直訳したようで難解な問題文を読み解くことができる」といったようにコツを掴む
- 例えば似たような問題文があったが、よく見ると「障害から回復…」「需要変動に応じて…」の違いで正答が変わります。前者なら「高可用性」「信頼性」に関連しそうな選択肢、後者なら「スケーラビリティ」「スケーリング」に関連しそうな選択肢が最有力…といった感じで考えていかないといけません
余談
本番の試験方法について
「現地のテストセンター」か「オンライン」で受験できるらしいですが、調べたところ「オンライン」は英語でコミュニケーションを取らないといけないようで、めんどくさそうだなと思って「現地のテストセンター」で受験しました。参考になれれば幸いです!
CLF-01(旧試験)の廃止について
私は駆け込みでCLF-C01(旧試験)を受けましたが、2023年9月18日からCLF-C02(新試験)しか受けられなくなり、出題範囲も変わっているので今後受ける方はご注意ください!
(私はCLF-02を受けるかは迷ったのですが、CLF-02に対応している教材が充実していないという面があったので、CLF-01にしました)