はじめに
本記事は,私が書いているミクロ経済学(大学院レベル)関係の記事の目次ページです.
基本的に以下の参考文献 Munoz-Garcia(2017)に従って書いています.
Munoz-Garcia, F. (2017) Advanced Microeconomic Theory: An Intuitive Approach with Examples. The MIT Press, ISBN: 978-0262035446.
通常,大学院レベルのミクロ経済学では以下のマスコレルとか MWG(筆頭著者の Mas-Colell と共著者の頭文字をとって)とか呼ばれている教科書が使われます.
Mas-Colell, A., Whinston M.D., and Green, J.R. (1995) Microeconomic Theory. Oxford University Press, ISBN: 978-0195102680.
今回 Munoz-Garcia(2017)を採用したのは,本書が MWG と内容的には同レベル(だと思う)で,より最近の本なので MWG と比べて(フォントやデザインなどの出版のテクニカルな部分から例の多さなどの構成などで)色々と読みやすい工夫がされていると判断したからです.ただし,新しい本だからなのか,Munoz-Garcia(2017)は誤植が多かったり図(特に領域を斜線等で表すような図)が見にくかったりするので,買うときはそこら辺に注意しましょう.
ちなみに Munoz-Garcia (本当は n の上にアクセント記号~がつく)も Mas-Colell もスペイン人です.サッカーや料理などでなんとなくスペイン好きな私としては,(全然会ったことないけど)なんか親しみを感じるような…
MWGと同様に…というか大学院で使うようなテキストは分野を問わずそうだと思いますが、分厚い本ですので、まあ飽きなければじっくり数年かけてここにまとめてようかな、とか。
もちろんwebにまとめるとか考えなければもっと早く読める本ですので、MWGに代わる本を探している人は参考までに。