この投稿は、2023年JINSのアドベントカレンダー16日目の記事です。
自己紹介
ITデジタル部のこーせー(@kose_k)です。10月からJINSにジョインしました。
モバイルやWeb開発がメインですが、今はクラウド開発もやっています。
最近さわってみたCursorについて書こうと思います。
Cursorとは
話題のAIを搭載したエディタ
自動でコードを生成してくれたり、chatでAIに質問できたり、デバッグもしてくれるすごいエディタ
ということで、つかってみました。
インストール
-
公式サイトCursorからインストール
-
+ Install "cursor"
を選択すると、cursor .
で起動できるようになる※
+ Install "code" command
を選択すると、VSCodeではなくCursorを起動するようになるので注意 -
use Extensions
を選択すると、VSCodeの拡張機能をインポートしてくれる -
Log In
かSign Up
を押下すると、Cursorのサイトに遷移します。
アカウントがなければこのタイミングで作成します。 -
Log In
すると、チュートリアルが開く(無事インストール成功🎉)
つかってみる
- プロジェクト作成
File
->New AI Project...
を選択
すると要件を入力するウインドウが表示されるので
Flutterで新規プロジェクトを作成する
とだけ入力してみる
なにやら10秒ほど考えた後...
いきなり1文字1文字コードが生成され始めました!!
数分かかりますが、自動生成されていくコードをぼ〜と眺めてるとあっという間です
早速アプリを起動してみる
動かない...
まぁ適当な要件しか書いていないので仕方ない...
動くプロジェクトを作成できたら改めて紹介したいと思います
- コード補完
command + k
で簡単なコード補完もやってくれます
例えば、上記で生成したFlutterアプリを実行すると下記のようなエラーメッセージが出ました
Resolving dependencies...
The lower bound of "sdk: '>=2.7.0 <3.0.0'" must be 2.12.0'
or higher to enable null safety.
The current Dart SDK (3.1.3) only supports null safety.
For details, see https://dart.dev/null-safety
せっかくなので修正していきましょう!
command + k
で修正したい内容を入力
すると、修正案を提案してくれます
Accept
して、古いコードを削除し、提案されたコードで改めて実行します
このエラーが解消されましたが、別のエラーが発生したので今日はここまで...
単純な例でしたが、他にも簡単な関数くらいなら全然生成してくれますので色々試してみましょう↓
感想
ふつーに面白い!
まだ不安定な部分はあるものの今後にとても期待できました!
これからはこんな開発がスタンダードになっていくんでしょうね。
それに合わせて、要件を正しくインプットできること、生成されたコードの正しさを判断できることも必要になりそうです。
(いつかはそんなことも必要ないくらい完全自動生成してくれるようになるんでしょうけど)
もっと使い倒してみようと思います!
明日は王さんです。お楽しみ〜!