この記事は NTTテクノクロス Advent Calendar 2021の14日目です。
こんにちは。NTTテクノクロスで、エバンジェリストとして活動している神原(@korodroid)です。弊社では、高度専門人材向けのキャリアパスが準備されており、私はその中のエバンジェリスト領域でキャリアを積んでいます。
普段は主にモバイル/ウェアラブル/IoT関連の開発や技術支援、国内外の講演、各種執筆、ソフト道場研修講師、技術ブログ、CSR活動(学生向けIT/キャリア教育)などを行なっています。プライベートでは、ランニングと英語の世界の楽しさ(と苦しさ)に没頭する日々を送っています。
今回は、 海外活動を通じて得た自分なりの英語の学び方 について、お伝えします。
英語をまじめに勉強しようとした転機
英語と自分の関わりを振り返る上で大きな転機が3つあります。
1つ目の転機:初めての海外ひとり旅
子供の頃から、 大人になったら英語をペラペラ話せるようになったらいいな と漠然とした憧れは持っていました。ただ、当時は憧れがあっただけで、学校の英語教育を通じた勉強以外に、何ひとつとして自発的に取り組んでいませんでした。
大人になってからも英語への強い思いだけは残っていて、 実際に海外に行ってみたら、英語力も少しは上がって自分を変えることができるのではないか?と考えるようになりました。 そこで、お金を貯めて、海外に初めてひとり旅をしたのが2003年のことです。当時は、今以上に、英語力が全くと言っていいほどない状態(TOEIC LRのスコアは合計400点台半ばくらいだった気します)でしたが、ロンドン・パリの航空券と宿を自分で手配し(個人旅行)、地球の歩き方という本を片手に旅しました。当時、スマホもなく、インターネットが一切使えない状態での旅行で、言葉の面で本当に苦労しました。道に何度も迷っては、歩いている人に教えてもらいました。最大の試練は帰国する日のことでした。パリ(CDG)空港に到着するも、 空港に大雪が積もり空港閉鎖→予約していた帰国便運休という、 当時の自分にとっては大事件に遭遇 しました。こちらは、絶望の中w、ガラケーで撮った1枚です😅
振替便の調整を自分でしないといけないのですが、航空会社のカウンターに、当然のごとく、日本語を話せるスタッフはおらず、英語での交渉。空港スタッフの"Do you speak English?"に対して、"A little."と答えるのが精一杯でした。当時の自分に英語力はまるでなく、それ以外の会話は全く覚えていませんが、、知っている限りの単語と身振り手振りで何とか振り替えてもらい、帰国できたのだと思います。 ボディランゲージは世界共通だと変な自信を当時もってしまったものの、今振り返ってみると、旅行中に私の本当に意味不明だったであろう英語に対応してくれた現地の皆様の優しさのおかげだったと心からの反省と感謝 をしています。その経験もあり、日本で海外の人が困っていそうなシーンに遭遇したら、可能な範囲で自分にできることをするようにしています。
この渡航での最大の学びは、 英語力は一気に向上するものではない&ただ、折れない心とコミュニケーションする熱意があれば割と何とかなる です。
2つ目の転機:初めての海外講演
2012年にAndroidアプリにおけるマルチバージョニング(複数のOSバージョン(2.x/3.x/4.x)への対応)について、Droidcon Londonで講演させていただいたときのことです。登壇が決まった後に、 最大の懸念だったの自身の英語力 です。この時点では当然、海外で発表した経験もなく、mm月dd日に発表というゴールだけ決まっていました。 初めての経験ゆえ楽しみな気持ちはあったものの、正直に言えば、英語に関する不安の方が格段に大きかった記憶 があります。ありがたいことではあるのですが、自分のセッションが興味深そうな内容だったとのことで、Keynoteと同じメイン会場を割り当ててくださっていて、900人近くの方々が聞きに来てくれていたそうです、、、こちらが自分のセッション本番の前に準備しているときの様子です。今振り返れば、神様は 「度胸をつける最高の機会だぞ、頑張れ!」 と言ってくれていたのかもしれませんが、当時の自分にそんな余裕は微塵もなくて、人生で5本の指に入るであろうテンパっていた瞬間だったと思います😇
ただ、セッションを終えた後の達成感と懇親会でのビールが最高に美味しかったことを覚えています😀
ところで、英語には、 Reading(リーディング) 、 Listening(リスニング) 、Writing(ライティング)、Speaking(スピーキング)と4つの技能があります。講演するときに、特に重要となるのが、Writing(スライド作成)とSpeaking(プレゼンテーション)です(もちろん、プレゼン後の質疑応答にListeningも必要ではあります)。海外プレゼンに向けての準備は、別のQiita記事に書いておりますので、合わせて読んでいただけるとうれしいです。
そんなこんなで講演を終えてからの最大の学びは、 英語力はまだまだで場数をたくさん踏んで成長する必要がある&英語の学びは無限の世界→目的をできるだけ具体的に決めることが大切 です。
3つ目の転機:初めての海外出展
2013年にプライベートで開発しているプロダクトが国際コンテストに入賞し、その副賞として、MWC(バルセロナ(スペイン))に出展させていただいたときのことです。初めての海外出展で、準備がすごく大変だったことを覚えていますが、プライベートの開発仲間たちや、コンテスト主催者の日経BPやSONYの皆様の手厚いサポートのおかげで、無事に展示に至ることができました。その節は本当にお世話になりました&ありがとうございました。そして、出展をサポートしてくださった日本のスタッフの皆様とのやり取りを除き、 海外拠点のスタッフの皆様や来場されるお客様とのコミュニケーションは、基本的に全て英語 でした。自分も展示員として応対したのですが、伝えたいことを頭で考えたように口からうまく表現できず、英語力の足りなさを実感したことが何度もありました。こちらはプロダクトを説明している自分の後ろ姿です。
ただ、 英語はあくまで道具であり、ジェスチャーなど交えて話せばコミュニケーションは成り立つ とも確信しました。
その後、IFA(ベルリン(ドイツ))やCES(ラスベガス(アメリカ))にも出展させていただいたのですが、 世界における共通言語としての英語の重要性を再認識 しました。これら海外出展を通じた最大の学びは、 世界で活躍していくには、英語力は必須と言っても過言ではないと身をもって感じられたこと です。
英語力向上に一番大切なこと
人はなぜ英語を学ぶのでしょうか?本質は、この1点に尽きると考えています。友人や知人たちと語り合ったことや、自分自身に対して幾度となく問いかけたこともあります。例えば、こんな答えが返ってきました。
- 洋画を字幕なしでも理解したい。
- 海外旅行時に必要最低限な会話はできるようになりたい。
- 海外カンファレンスで講演できるようになりたい。
- 海外部門に異動して働きたい。
あれは正解、これは誤りというのはなく、どれもその人にとっての大切な目標です。そのため、他の人がとやかく言うべき話ではありません。ただ、1つだけ言えるとしたら、 英語力を高めるには、英語を学ぶ目的ができるだけ具体的であり、その到達目標時期を決めている ことではないかと思います。日々の暮らしの中で、仕事や家族に関することなど、他にやること、やるべきこともたくさんあります。そんな状況で、英語力を高めるのは決して簡単なことではないと実感しています。そして、学んでも進捗が見えづらいのも英語学習の難しいところではないかと思います。モチベーションもなかなか続かないですよね、、(少なくとも、自分はそうです)だからこそ、 英語力を高めることで実現したい世界を自分の中でいかに具体的に思い描けるか? が最も大切だと思っています。
英語に関しても自分自身、学びの途中であり、偉そうに語れることは何もないのですが、これまでの自身の経験を振り返って、あくまで自分なりの英語の学び方として、ご紹介します。
英語の学び方
英語には、4つの技能(Reading、Listening、Writing、Speaking)があるという話をしました。
- Reading: 英語を読んで理解する
- Listening: 聞いたことを理解する
- Writing: 頭で考えていることを書く
- Speaking: 頭で考えていることを話す
これら4つは、それぞれ別のスキルですが関連性もあります。
例えば、ReadingとWriting。英語で文章を書こうとしたら、少なくとも英語で書かれていることを理解するためのReadingのスキルが必要だったりします。あとリスニングでは、自分の口から発することができない音は、耳で聞き取るのは難しいと言われています。
1つ大切だと思っているのは、それぞれのスキルはあくまで別物だということです。
例えば、ListeningとReadingが完璧だとしても、SpeakingやWritingができるかというとそうではなかったりすることはよくあると思います。ここからは、これら4つの技能について、自分なりの学び方をご紹介します。
Reading編
Readingに関して自分が学んだことは、 「英文を和訳すること」≠「内容を理解すること」 です。似ているようで違うということを理解してから、英文を読むスピードが上がりました。分かりづらいので例をあげます。
以下の文章を和訳してみましょう。
I have a friend (whom) I met in Singapore three years ago.
「私には、3年前にシンガポールで出会った友人がいます。」といった内容になるはずです。正しいのですが、頭の中で、関係代名詞(whom)があるから、後半から訳して、先行詞(friend)を修飾するというステップを踏むことで、余計な時間がかかっています。
ただ、英文を読んでやりたいことは、「和訳することではなく、内容を理解すること」 だと悟るようになりました。それ以降、頭の中では、以下のように理解するようにしました。
私には友人がいます。(その人に)シンガポールで3年前に会いました。
余計な返し読みが減ることで、読む速度が上がりました。1文だけだとたいした違いはないですが、文章量が増えると如実に変わってくるので、おすすめの読み方です。あとは、 英語の語順に忠実な読み方を頭に叩き込むべく、自分の好きなジャンルの英語の記事をひたすら読むなど、とにかく量をこなした ことで、だんだんと読むスピードが上がってきたように思います。昔はTOEIC LRのReadingと言えば、毎回のように時間内に問題を解き終えられず、通称「塗り絵(解けなかった問題の回答をランダムに塗りつぶす)」ばかりでしたが、今では最後まで辿り着けるようになりました。
Listening編
Reading編に書いたことと同じで、 英語の文章の語順に忠実に聞いていく ことが大切だと悟りました。Listeningの場合、音声は次々と進んでいくので、Reading以上にこの考え方が大切だと感じています。
また、世の中には、英語のListeningの練習になる動画や音声は無数に存在します。どれを聞いてもいいのですが、個人的なおすすめコンテンツの条件は、 仮に日本語版が存在しても自分が聞きたい内容であるか? です。
自分自身、多くの音源にトライしました。英語ニュース、洋画、ドキュメンタリー、動画サイト、技術カンファレンスのセッション動画、TOEIC LR教材などなど。が、やってると気づくのです。これは聞いていて楽しいけど、あれは自分には合わないと。トライすること自体にも価値はあるのですが、自分に合わないものを心を無にしてトライするのは正直辛かったです。少なくとも自分はそうでした。そこで、もしも日本語版があったとしても、聞きたい内容?なのかを条件の1つにするようになりました。慣れてきてから、他のジャンルに広げていくことでいいのでは?と自分は考えています。
もう1点、インターネットで検索すると、おすすめの英語リスニング用コンテンツというページがたくさん見つかると思います。ただ、 人の趣味嗜好やそれぞれの英語力は千差万別であり、誰にでもこれが絶対おすすめというコンテンツは存在しない と考えています。ということで、 これら情報はコンテンツを自分で選択するときの参考に留め、自分の英語力を踏まえつつ好きで続けられるものを自分で選ぶ のがおすすめです。
Writing編
WritingはReadingやListeningと比べて、そもそも使う機会が少ない人が多い のではないでしょうか?ただ、Writingについても実践が必須で、オフショア開発における調整メールや、海外カンファレンス登壇時の交渉やプレゼン資料の準備などを通じて、機会を増やすように心がけています。ただ、それだけだと数が全く足りないのでもっと場数を増やすべく、最近、トライしていることが幾つかあります。
その1つが、 普段の何気ないことをSNS上で英語で投稿すること です。例えば、 「今日は1時間で10km走りました。走った後に、こんなスイーツを食べました。こういうもので日本でとても人気があります。」 とか何でもいいと思います。自分の考えていることを表現しようとすると、Readingのときとは違う気づきがあるものです。そして、 自分の表現力を少しでもストレッチさせること を意識しています。というのも、自分は趣味がランニングということもあり、↑のようなことをよく呟いているのですが、すると、毎回同じような文章になっていて、練習になってないことに気付きました🤣。そこで、前回と違うエッセンスを少しでも入れることで、練習を兼ねて表現力を高められるよう心がけています。
Speaking編
SpeakingもWritingと同じく、ReadingやListeningと比べて、そもそも使う機会が少ない人も多い のではないでしょうか?自分もその問題を解消すべく、数年前から、 オンライン英会話を1日1レッスン(25-30分) 受けています(寝坊してしまい、先生ごめんなさい、、となったこともあります🙇♂️)。また、海外カンファレンスでの登壇についても、経験値アップの機会になっています。もっと場数を増やすべく、 (コロナ禍の前ですが)トライしていたことがあります。
自分はプライベートで、 セカイフォン(リアルタイム翻訳) というアプリを作っています。例えば、相手が英語で話したら、日本語で聞こえてくるといった機能を持っています。本プロダクトの現地の実証実験、および、英会話の練習も兼ねて、お金を貯めてはひとりで海外に旅していました。旅してみると、世界中の色んな人たちに出会うことができました。このような出会いに恵まれたことに感謝しています。
Speakingに関しても(もちろん危険のない範囲で)、 自分の表現力を少しでもストレッチさせること を意識しています。また、セカイフォンを使うと、英語の練習にならないことも自覚したので🤣、旅の間は基本は使わず、現地で仲良くなった人と会話するときにネタの1つとして使うようにしています。また、旅していると、いいことばかりではなく、トラブルめいたものに遭遇することもあります。幾つか紹介します。
1.(ベトナム)飛行機遅延で予定乗り継ぎ便は既に出発してしまっているの巻
日本→(ベトナム)→カンボジアと飛行機を乗り継ぐ予定があったのですが、日本→ベトナム便が大幅に遅延して、ベトナム→カンボジア便が既に出発してしまった事件に遭遇しました。振り替えてもらわねばで、航空会社のカウンターに行くも誰もいません、、そして、そもそも空港が閑散として、人がほとんどいません。。そうは言っても何とかせねばで、歩いているCAさんに事情を説明して、対応できるカウンターの場所を教えてもらって何とかなりました。
2.(インド)トゥクトゥクで事前合意した金額より高額請求の巻
トゥクトゥクは、東南アジアなどでよく利用されている自動三輪車です。基本的に、行きたい場所を伝えて事前に値段を交渉して乗ります。インドを旅しているときに、トゥクトゥクを利用しました。目的地を伝えて値段交渉を行なった後に乗車→目的地に到着すると高額請求を受けました。ただ、事前に合意した条件とは異なること、他に妥当な理由がないということから、つっぱねました。英語もあくまでコミュニケーションの道具の1つなので、物怖じすることなく言うべきことはちゃんと言わねばと再認識した瞬間でもありました。
これら活動を通じて感じたSpeakingのコツがあります。昔、英語と言えば、発音が極めて大事だと考えていました。実際、日本語には存在しない発音があったりと、発音も大事ではあるのですが、それと並ぶくらい大切な3つの別のことに気付きました。それは、イントネーション、リズム、そして、声の大きさです。特に3つ目は、重要視されていなそうで極めて大切だという感覚を持っています。というのも、過去の自分を振り返ると、 英語を話そうにも自信がないので声が小さくなる→相手にはそもそも何を言っているかが伝わらず、聞き返される→やっぱり自分の英語はだめだった、、、と落ち込む の負の思考ループに入っていたように思います。しかし、練習を重ねて、自信を持ってできるだけ大きめの声で話すようにしたら、相手に伝わるようになりました。また、 実際の会話は、試験ではないので、仮に話して伝わらなくても、相手も聞き返してくれますし、言い間違えたとしてももう1度話すこともできます 。 ということで、 できるだけ自信を持って大きめの声で話す ことを心がけています。
英語に関して会社で取り組んでいること
ここまでは、主に個人的な取り組みを中心に紹介してきました。ここからは、会社で取り組んでいることを紹介します。コロナ禍になり海外渡航の機会は減った一方、社会全体としてはグローバル化はこれまで以上に加速し、英語の重要性はますます高まっていると感じています。また、英語の学びにおいて、 ReadingやListeningに関しては個人でも成長していける一方、Speakingに関してはそもそもみんなで話す場やきっかけが必要 で、組織としてもこれを作り出すことに大きな意味があるのではないかと考えるようになりました。
そこで、会社で関係する組織の人々に呼びかけ、 「TX English Hours」なる英語をみんなで気軽に話すコミュニティ を立ち上げ、オーガナイザーとして運営しています。
英語を話そうとしたときに、過去の自分を振り返って思い出すことがあります。それは 「英語を話すことへの抵抗感」 です。昔の自分は「うまく話せるか分からない」「間違えたら恥ずかしい」などと心配ばかりしていました。実際、話すきっきかけがあっても、自分からその場に積極的に入ろうとしませんでした。ただ、経験を重ねていくうちに、割と何とかなるものだとも思えたので、完全に杞憂だと悟りました。でも、その気持ちは自分も実際に経験したからこそ、痛いほどよく分かります。だからこそ、 気張らず安心して気軽に英語を話すことができる場を作ったらいいのでは と考え、会社の中で本企画を進める覚悟を決めました。関連部門などに話してみたところ、会社の仲間たちからも前向きな反応があり、多くの応援と協力があったおかげで、実現に至ることができました。本当に感謝しています。
この会(通常1回1時間のイベントとしています)の中で、発表を希望する複数名から、それぞれ、3分間のLT(ライトニングトーク)をしてもらい、その後、みんなで英語でQA+フリートークするスタイルを取っています。本方式としたのは、各自が話したいと思いを持つ内容に関して、発表者の準備が負担になりすぎないようにしたいという考えから、1トーク=3分とあえて短く設定しています。また、内容は、公序良俗に反しないものなら何でもWelcomeとしています。例えば、自己紹介や、コロナ禍のあとに行ってみたい国や、最近興味を持っていることなどについて、発表者の皆さんがお話してくれたりと、自分もたくさんの刺激をいただいています。
また、イベント運営に関して、 もう1つある工夫 を行いました。 「クローズドの部」「オープンの部」の2部制 としたことです。
- 「クローズドの部」:発表者だけが参加できる部
- 「オープンの部」:発表者に加え、発表なしで聞くだけの人も参加できる部
こうしたのは 英語を話すことへの抵抗感を極力軽減したい(→「クローズドの部」) 、そして、 聞くだけ希望の人にもまずはイベントに参加して体験してほしい(→「オープンの部」) という背景があります。
実際にやってみると、発表者や参加者からも、概ね前向きな反応がありました。また、弊社社長からも応援メッセージをいただいたりと、応援や協力してくださる方が多く本当にありがたいと感じています。 細くても長くをコンセプトに、この場を持つことに価値がある間は運営していきたい と考えています。
[+α]英語力向上に大切だと考えていること
最後におまけのネタです。先に紹介した会社のイベントで、自分の英語トーク内でこんなことを話しました。その昔、米国を訪れたときのことです。駅にたどり着くも切符の買い方が分からず困ったことがありました😅
運良く、近くに夫婦がいて、聞いたところ、親切に教えてくれました。
ただの偶然なのですが乗る電車が一緒で、(これは英語を話すとても良い機会ではないかと感じ、当時は今以上につたない英語力しかありませんでしたが)、自分なりに少し勇気を出して、目的地まで一緒のBOX席に座り、1時間話す機会に恵まれました。
「どこに何しに行くの?」から始まり、お互いの文化や習慣などについて話しました。また、話のネタの1つとして、セカイフォンを取り出して即興でデモをしたりもしました。そして、降りる前に、お互いの連絡先を交換しました。その後、SNSでの交流を続け、1年後にその夫婦が日本に来たとき、2年後に自分が再度、米国に行ったときに再会して友達になることができました。
ただの幸運でしかないのですが、 たった少しの勇気で世界が変わることもあるのかな と思って生きるようになりました。
おわりに
本日は「海外活動を通じて得た英語の学び方+α」について、ご紹介しました。当社では、様々な分野で多くのエンジニアが活躍しています。興味を持ってくださった方は、NTTテクノクロス Advent Calendar 2021から気になる記事も読んでいただけますとうれしいです。
明日は@kzzzkr23による「メモリフォレンジックCTF「MemLabs」Lab3にVolatility3で挑戦してみた」です。こちらもお楽しみに!