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Salesforceのフローでは要素の一つ一つのAPI参照名を決める必要があります。
同じ組織でフローを作成する人が複数いる場合はルールを決めて、
それに沿った命名をすると保守性が高まります。
私は以下のページを参考に、命名規則を決めています。
なんとなくこんな感じでいつもつけてた、というノリで思い出しつつAPI参照名を決めてしまうと、あとから綴り違うじゃん、とか、命名がぶれていてなんか気持ち悪い、、という気持ちになりそうです。
コピペできるように一覧化しておこうと思います。随時追記していきます。
また、私は転職したばかりで様子をうかがってるのですが、ゆくゆくはチーム内での命名規則統一ができるといいな、とも思っています。その下準備として役立つといいな。
命名規則
基本的には要素の種類の英語名から始める。要素名は小文字、「[要素の種類]_」のあとには項目名やアクションの内容を記載する。それは大文字で始める。
種別 | コンポーネント名 | 命名規則 |
---|---|---|
要素 | レコードを取得 | 「get_」からはじまる |
要素 | レコードを作成 | 「create_」からはじまる |
要素 | レコードを更新 | 「update_」からはじまる |
要素 | レコードを削除 | 「delete_」からはじまる |
要素 | 割り当て | 「assign_」からはじまる |
要素 | ループ | 「loop_」からはじまる |
要素 | 画面フロー | 「screen_」からはじまる |
要素 | 決定 | 「decision_」からはじまる |
要素内 | 決定要素内の結果 | 「outcome_」からはじまる |
要素 | コレクション検索条件 | 「collection_filter_」からはじまる |
要素 | 変換 | 「transform_」からはじまる |
コンポーネント | ルックアップ | 「lookup_」からはじまる |
コンポーネント | テキスト | 「text_」からはじまる |
コンポーネント | データテーブル | 「data_table_」からはじまる |
コンポーネント | 表示テキスト | 「display_text_」からはじまる |
コンポーネント | ラジオボタン | 「radio_button_」からはじまる |
リソース | 定数 | 「constant_」からはじまる |
リソース | 変数 | 「var_」からはじまる |
リソース | 数式 | 「formula_」からはじまる |
リソース | テキストテンプレート | 「text_template_」からはじまる |
リソース | 選択肢 | 「choice_」からはじまる |
要素の種類名以降の命名で気を付けていること
- 要素中で複数レコードを扱う場合はオブジェクト名+複数形の「s」をつける
- 変数はデータ型に応じて命名(レコードだったらオブジェクト名+Recordとか)
参考
help: 標準フロー画面コンポーネント
help: フロー要素