去年作ったものがいつの間にか社内で新人研修のカリキュラムに入っていた。きっと他の人にも役立つと思ったので紹介します。
書いて覚える、とは?
Java8の新機能の紹介ページを見ていてもピンと来ない。理由は手を動かしてないからです。
この投稿で紹介するのはJUnit形式で問題を出題し、問題の説明に従って解いていくことでJava8の文法を学習していけるという教材です。
簡単な例題を見てみます。
@Test
public void simpleAddition() {
/**
* Get an addition result of 1 and 2 by using an operator "+".
*/
Integer added = null;
assertThat(added, is(3));
}
問題の説明いわく、1
と2
の加算結果を+
演算子を使って求めよ、とのこと。以下のように回答すればいいです。
@Test
public void simpleAddition() {
/**
* Get an addition result of 1 and 2 by using an operator "+".
*/
Integer added = 1 + 2;
assertThat(added, is(3));
}
テストを実行してみると、テストが成功するようになります。これでJavaでの足し算のやり方を覚えられました。
そして実際に手を動かしましたので忘れにくいのではないでしょうか。
同じようしてにJava8の文法も勉強しよう!というのが今回紹介するものの戦略です。
さっそく手を動かそう
まずは自分のIDEを立ち上げ、以下をgit clone
します。
$ git clone https://github.com/konohiroaki/java8-code-kata.git
依存するライブラリをダウンロードします。(IDEによっては自動で依存解決されるので必要ないかもしれません)
$ /path/to/java8-code-kata/mvnw install -Dmaven.test.skip=true
依存解決できたら、テストを解いていきましょう!