ubuntu 20.04 の QjackCtl の ALSA を bluetooth に接続

試しにやろうとしたら、手こずったので、載せておきます。
bluealsa をインストールした上で動作させる前に、 PlusAudio の module-bluetooth-discover をアンロードする必要があります。

システム

Intel® Core™ i7-8700 CPU @ 3.20GHz × 12

NVIDIA Corporation TU104 [GeForce RTX 2080]

Ubuntu 20.04.2 LTS

bluetoothスピーカー BOSE mini Ⅱ SoundLink

アプリ

QjackCtl 0.9.3 : url　最新をメイクしました。

MusE 4.0 : url　.AppImageを使用しました。

bluez-alsa : url　最新をメイクしました。

＊ bluez-alsa のインストールについては、たくさん出てますが、[ココのREADME.md](https://github.com/Arkq/bluez-alsa) の通りで動きました。 ## 作業内容 ・bluetoothスピーカーが「切断」されていることを確認。 ・PlusAudio の module-bluetooth-discover をアンロードする。

この操作はOSやアプリの状態で、固まってしまう場合がありますので、PlusAudio と pacmdコマンドを理解した上で作業してください。: PlusAudio : PlusAudioのモジュール

cmd

pacmd unload-module module-bluetooth-discover

・aplay コマンドで、デバイスの存在をを確認。

cmd

aplay -L | grep bluealsa

・bluealsa を実行。（デーモンで動かす場合は、wiki 参照）

cmd

sudo bluealsa -p a2dp-source

・ループに入ったら、bluetoothスピーカーを接続。
ここで、bluealsa: D: ../../src/bluez.c:1004: Adding new Stream End-Point: xx:xx:xx:xx:xx:xx: SBC　と表示されればOK、ダメな場合は、「not Available」とかと出てくる。
なお、xx:xx:xx:xx:xx:xxは、bluetoothctl devicesで出てきます。（コマンドの詳細は、ココ）

・テスト

cmd

aplay -D bluealsa:DEV=xx:xx:xx:xx:xx:xx hogehoge.wav

xx:xx:xx:xx:xx:xxは、上記の通り。

・QjackCtl　を起動し「設定」の「出力デバイス」に先程 aplay コマンドで確認したbluealsaというデバイス名を設定して、おわり。

・終了後は、module-bluetooth-discover をロードし、PlusAudioをもとに戻しておいてください。
pacmd load-module module-bluetooth-discover

最後に

実用的に使うには、ボリューム調整や接続切断検知など、手を加える必要があります。