Android開発を進めていくと、昔作ったけど使われなくなったcolorsやstringsがちらほら出てきて整理したくなります。
しかしresourceの場合はJavaコードと違って使われていないところがLowLightにならないので、ファイルを見るだけではわかりません。nameで1つずつファイル検索して使われているか確認するのも面倒です。
そこで、AndroidStudioの Analyze > Inspect Code
を使います。
Analyze > Inspect Code
Inspect Code
を実行すると、開いているプロジェクト内のコードを色々検査してくれます。
大きなプロジェクトの場合は結構時間かかるので、対象範囲のスコープをなるべく小さくする方がよいです。
Unused resourcesをチェック
実行が終わると、Inspection結果が表示されます。
その中の Android Lint > Unused resources
をチェックしましょう。
使われていないdrawableやstringsなどが一覧で表示されているはずです。
あとは、該当のファイルや要素を消すだけです。
無視したい時は
後々使うから残しておきたい時は、Lintの対象から外しておけばよいです。
右クリックして、対象の要素にtools:ignore="UnusedResources"
を追加してあげるだけです。
こんな感じになります。
<dimen name="text_toolbar_title"
tools:ignore="UnusedResources">20sp</dimen>
Inspect Codeの補足
Inspect Codeで実行する内容は、設定の Inspections
で変更できます。
#まとめて消すツール
大量に出てきていちいち消すのめんどくさいので一括で削除したい場合は、こちらの記事のツールがとても便利そうです。
Android開発してて不要なresourceを削除したい