概要

SwiftUIでiOSネイティブ開発をすることになった．
慣れたVimキーバインドで開発をしたいが，IDE（Xcode）なしでネイティブ開発するのは辛すぎる...
そこで，XcodeでVimキーバインドを利用するように設定する．
具体的には，XVim2というXcodeの 3rd party extension を導入する．
XCode 8 以降は 3rd party extension の導入を前提とした設計になっていないので，KeychainAccessなどの設定を自分ですることになる．

本記事での環境

macOS Big Sur (version 11.1)
Xcode Version 12.4 (12D4e)

手順

code sign certificate の準備

~/Application/KeychainAccess.app を開く．
下図の通り，Certificate Assistant -> Create a Certificate を開く．

「Create Your Certificate」のウィンドウが新しく開くので，適当なNameを設定し，Certificate Type を Code Signingにする．
Done を選択

Xcodeの再署名

sudo codesign -f -s XcodeSigner /Applications/Xcode.app

結構，実行には時間がかかる．

XVim2のクローンとmake

git clone https://github.com/XVimProject/XVim2.git

makeする

cd XVim2
make

Xcodeの起動

Xcode.appを開く．
起動時に，bundleを読み込むかどうか聞かれるので，読み込むを選択する．
上記の手順が正しくできてインストールされていれば，vimキーバインドを使うことができる．
どのようなキーバインドが使えるかは，feature listに記載されている．

以上