今の開発現場で ITS として Redmine を採用することにしました。運用環境は、Windows Server 2012 R2 です。
bitnami から、Windows 版インストーラーをダウンロード。使用する VCS は Subversion ですが この際 Git とかも全部入りでインストールしました。
プロジェクトの作成とかユーザーの追加とかは滞りなくできたのですが、プロジェクトで使用することになっている既存の SVN リポジトリに繋ごうとすると
リポジトリにエントリ/リビジョンが存在しません
というエラーがでてしまいます。ログを見ると 404 で リポジトリ情報が取得できていません。どうやら SVN サーバーでは VisualSVN というのを使っているようです。リポジトリは SSL/TLS で自己証明書により公開されており Redmine を導入した Windows Server 側で証明書の信用ではじかれているようです。
ぐぐると subversion_adapter.rb の修正が必要という FAQ にヒットしました。
¥¥apps¥redmine¥htdocs¥lib¥redmine¥scm¥adapters¥subversion_adapter.rb
を開き、以下のように修正。
修正前
str << " --no-auth-cache --non-interactive"
修正後
str << " --trust-server-cert --no-auth-cache --non-interactive"
しかしこれだけでは繋がりません。VisualSVN サーバーのレジストリ変えるとか HTTPS 諦めて HTTP で繋ぐように VisualSVN 設定変更するという記事が多かったのですが、SVN サーバーの変更は NG。そこで単純に VisualSVN の自己証明書を Redmine の Windows Server 2012 R2 にインストールしてみたところあっさりとリポジトリの内容を取得できました。証明書のインポートウィザードで簡単にインストールできました。
今回 Git もインストールしておいたので、MinGW 環境が使え、 tail コマンド や Vim 支えて助かりました。SVN オンリーの時でもインストールしておいて損はないですね。