Subversion で個別のファイルに needs-lock 属性をつけることはよくありますが、特定のディレクトリ配下のファイルすべてとか、特定のこ拡張子だけに自動的に設定したいっていうことはよくあると思います。
以前の Subversion は ローカルの設定ファイルに enable-auto-props = yes を書くことで可能でしたが、利用者全員の設定ファイルに反映する必要があり利便性が高いとは言えませんでした。V1.8 以降の Subversion にはディレクトリのプロパティに auto-props を設定できるようになったため、ローカル設定なしでチェックアウトするだけで効果を持ちます。
TortoiseSVN を使っている場合は対象のディレクトリを右クリックして「属性」を選び、新規から「その他」を選択、表示されるダイアログで[svn:auto-props]を選択します。
属性の値に
*=svn:needs-lock
のように記述することで、svn:add されるすべてのファイルに needs-lock を付与できます。サブフォルダに反映することも可能。ワイルドカードと mime type を組み合わせることで、xlsx とか docx のようなドキュメントファイルだけを対象とすることもできます。