2
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Azure VM の Hyper-V で Nested Virtualization を使い色々試せる検証環境を構築する

Posted at

今回は、Azure VM の Hyper-V を使って、色々試すことができる検証環境を構築してみたいと思います。Azure の Nested Virtualization については以下の Microsoft の記事がよくまとまっていました。

Nested Virtualization in Azure
https://azure.microsoft.com/en-us/blog/nested-virtualization-in-azure/

#Azure VM を作成する
まずは当たり前ですが、Azure VM で Windows Server 2016 datacenter をデプロイします。作成方法は以下の記事を参照してください。普通のやり方で簡単に構築できます。前提条件は以下なので、これを満たすようにオプションを選択します。

  • Hyper-V ホストとゲストの両方が Windows Server 2016/Windows 10 Anniversary Update 以降であること。
  • VM 構成バージョン 8.0 以上。
  • VT-x および EPT テクノロジを使用する Intel プロセッサ。入れ子は現在 Intel のみでサポートされています。
  • 第 2 レベルの仮想マシンの仮想ネットワークとは、いくつかの違いがあります。 入れ子になった仮想マシン ネットワークに関する記述をご覧ください。

->これは Azure の以下のプランで満たすことが出来ます。
Dv3 (DSv3) もしくは Ev3 (ESv3) シリーズ上の Windows Server 2016 の VM

image.png

#Disk を追加する
GTP フォーマットを使用するために Disk を追加します。Azure Portal から Disk は追加することが出来ます。
image.png

実際にDisk が追加できると、Windows Server 2016 の Disk Management より確認することが出来ます。
image.png

ディスクの管理画面から、"Disk 2" の黒帯となっている領域を [右クリック] – [New Simple Volume] を作成し、パーティションを作成します。そうすることで ボリュームが追加できたのを確認することが出来ました。

image.png

#Hyper-V Manager から VM を作成する
Hyper-V で VM を構築する容量で、Windows Server 2016 を立ててみましょう。あとからVMに image を追加することが出来ますが、先に Evaluation Center から ISO をダウンロードしておくと便利です。
この図は Azure VM 上 の IE で Evaluation Center から ISO をダウンロードするところです。Azure で VM を立てるとデフォルトで IE の セキュリティがハイレベルになっているので、注意しましょう。※Evaluation Center は Javascript が有効になっていないと機能しません。
image.png

上記が完了したら、Hyper-V で VM を作成 / iso から作成を選び、Windows Server 2016 を立てます。

image.png

これで Windows Serve 2016 on Windows Server 2016 on Azure が完成です。※あとは NIC 関連の設定をお忘れなく!
image.png

VM on Azure に Client や Server や AD を立ててみて、色々OS 周りの検証に使えるのでとても便利ですね。
ただ 今回作成したプランは非常に高いので、検証が終わったら小まめにサーバーを落とすことを心がけましょう!

#参考URL
Nested Hyper-V を使った VM の復旧(これは超良い記事です)
https://blogs.technet.microsoft.com/jpaztech/2017/10/13/recover_vm_using_nested_hyperv/

2
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?